サイゾーウーマンカルチャー女性誌レビューこんまりの”嗅覚”鋭い「婦人公論」 カルチャー [女性誌レビュー]「婦人公論」2022年5月号 こんまり、「婦人公論」対談で覗かせた”金になる仕事”へのするどい嗅覚 2022/05/03 21:00 島本有紀子(ライター) 女性誌レビュー婦人公論近藤麻理恵 こんまり×川村元気の“金になる”嗅覚 今月号には、片づけコンサルタントの“こんまり”こと近藤麻理恵氏と、映画プロデューサーで作家の川村元気氏の対談も掲載されています。 この度、こんまり氏の話を元に川村氏が読売新聞で連載した小説「おしゃべりな部屋」が、単行本として中央公論新社から発売になったことで実現した対談だそう。「モノの声が聞こえる」という共通点を持つ2人のスピリチュアルムードが漂っています。 “ときめかないモノは捨てる”というのが、こんまり流片づけの極意ですが、コラボ小説の提案には「本当にときめきました」(こんまり的に英語で言うと、Spark Joy=スパークジョイした)。その結果、小説も「物語の力を感じる」(こんまり氏)出来になったそうです。 欧米でも人気のこんまり氏は、海外向けオンラインストア「The Shop at KonMari」で音叉や水晶など片づけと繋がりの薄そうなグッズを販売するなど、商売上手。こんまり氏のスパークジョイ・センサーは、“お金になるかどうかを見極める嗅覚”とも変換できそうです。こんまり氏と川村氏のスパークジョイを感じたい方にはおすすめです。 前のページ12 島本有紀子(ライター) 女性ファッション誌ウォッチャー。ファッションページから読み物ページまでチェックし、その女性誌の特性や読者像を想像するのが趣味。サイゾーウーマンでは、「ar」(主婦と生活社)と「Domani」(小学館)レビューを担当していた。 記事一覧 最終更新:2022/05/03 21:00 楽天 婦人公論 2022年 05月号 [雑誌] 「ときめく=稼げそう」なら納得! 関連記事 石田純一、「無言」で対談に現る! 東尾家の闇の深さが垣間見える「婦人公論」の親子特集97歳の看護師に104歳の理容師! 「婦人公論」90代でも働く高齢者に見るツライ将来三田佳子、人生初「やよい軒」の感激を語る! 「婦人公論」幸運特集に漂うのは自己啓発セミナー感?徳光和夫「AKBの1人や2人は妊娠させられる」発言を「婦人公論」で釈明! 「妻に感謝」節に漏れるヤバさ小室夫妻を批判するのは「ミミッチイ」? 「婦人公論」で語られる、眞子さま「ホンマモンの恋」 次の記事 スト・松村、『ホリック』はセリフ少ない? >