芸能
ある意味、第3話は見逃せない

綾瀬はるか『元彼の遺言状』、月9『ミステリと言う勿れ』と同じ批判続出!? 第2話で視聴率1.8ポイントダウンの事態

2022/04/25 12:00
サイゾーウーマン編集部
大胆なことやってるわね……(C)サイゾーウーマン

 綾瀬はるか主演のフジテレビ系「月9」ドラマ『元彼の遺言状』。初回の世帯平均視聴率は12.1%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)と好調なスタートを切ったものの、4月18日放送の第2話は1.8ポイントダウンの10.3%となった上に、ネット上で「展開が雑でガッカリ」などと不満の声も上がってしまった。

 新川帆立氏の同名小説(宝島社)を原作としたこの作品。主人公の敏腕弁護士・剣持麗子(綾瀬)は、恋人の森川栄治(生田斗真)が死亡し、「僕の全財産は僕を殺した犯人に相続させる」という遺言状を残したことを知る。巨額の遺産を手に入れるため、森川の暮らしていた別荘の管理人・篠田敬太郎(大泉洋)とともに奔走するミステリーだ。

※以下、ネタバレを含みます。

 第2話では、剣持が遺族となる森川家の人々を集め、“犯人は名乗り出るように”と提案。篠田を犯人に仕立て上げ、彼に遺産を相続させたい狙いがある剣持は、真犯人に交渉の場を持ちたいと伝えようとするが……といった内容だった。

「結果的に、犯人は森川お抱えの獣医・堂上圭(野間口徹)でした。堂上の妻が森川と不倫をしていたことや、自分の息子であるはずの亮が、森川と妻の子どもであることを知っており、殺意を堪えながら苦しんでいたとのこと。その上で、自身を殺した相手に遺産を相続させるという森川の遺言状を見つけてしまい、バカにされたような気分になったため、殺害したそうです」(同)

 第2話で早くも犯人が判明した展開に対し、ネット上では「もう事件解決? 第3話からどうすんの?」「展開が早すぎて拍子抜けした」といった困惑の声が続出。また、原作ファンと思われるネットユーザーからも「1話から展開が早いなと思ってたけど、2話で犯人が判明してあぜん」「原作が好きなのでドラマも楽しみにしてたけど、雑な展開でガッカリ」などと苦言が漏れている。

「原作の主な内容も、今回の第2話までで完結しています。原作ファンの中には、『原作通りにいかないことはわかってたけど、ここまでの改悪はいかがなものかと……』『小説読んだ時は面白かったのに、ドラマは全然ハマれない』といった厳しい感想や、『これはドラマ化に向かない作品だったと思う』『原作選びを間違えたのでは?』など、そもそもドラマ化に違和感を抱く人も少なくないようです」(同)

 なお、同枠の前クールで放送されていた菅田将暉主演のドラマ『ミステリと言う勿れ』も、同名漫画(小学館)を原作としたミステリーだったが、毎話のように“原作と違う点”がネット上で批判を浴びていた。

「同作では、伊藤沙莉が新人刑事・風呂光聖子を演じていましたが、原作ではほとんど出番がないキャラクターだったにもかかわらず、菅田演じる久能整に思いを寄せる“ヒロイン”のように描かれることに。主にこの点が原作ファンから『改悪』だと批判を浴びていましたが、最終的に、世帯平均視聴率は全話2ケタを達成しています」(同)

 くしくも、『ミステリと言う勿れ』と同じような批判が出ている『元彼の遺言状』。第3話以降の展開次第で、明暗が分かれるかもしれない。

サイゾーウーマン編集部

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最終更新:2022/04/25 12:00
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