霜降り明星・せいや、「Zoom下半身露出」報道の「文春」を提訴! せいやサイドが「優勢」といわれるワケ
4月22日発売の「フライデー」(講談社)で、霜降り明星・せいやが起こした民事裁判について報じている。この裁判は、2020年6月18日、ニュースサイト「文春オンライン」でファン女性に対する“セクハラ”を伝えられたせいやが、同メディアを運営する文藝春秋に損害賠償を求めて提訴したもので、業界関係者の間では「せいや側が優勢」(テレビ局関係者)とみられているようだ。
当時「文春」には、せいやとSNSで知り合ったというファンの女性が登場。ウェブ会議ツール「Zoom」でオンライン飲み会を行った際、せいやから性的な質問をされたり、下半身を露出して自慰行為を見せつけられたと告発した。
「この一件について『文春』から直撃されたせいやは、『(女性に)ハメられました』などと女性の主張に反論。一部では、せいやが所属する吉本興業も『法的措置を辞さない構えを示している』などと伝えられました。実際、同10月には吉本が『プライバシー侵害を理由として本件記事の削除を求める仮処分命令を東京地方裁判所に申し立て』を行ったと公式サイト上で公表しています」(芸能ライター)
その際、吉本は、「文春オンライン」の記事は、裁判所の決定を待たずして「削除されるに至りました」と説明。目的であった記事の削除は実行されたものの、一方で、「タレントのプライバシー及び名誉を著しく毀損するもの」であったことから、「東京地方裁判所に対して損害賠償請求等を求める訴訟を提起いたしました」と報告している。
なお、同記事が公になった直後は業界内外に大きな波紋を呼び、コンビで金曜レギュラーを務めていたる子ども向け朝番組『おはスタ』(テレビ東京系)や、不定期で出演した『天才てれびくんhello,』(NHK Eテレ)は降板となったが、次第に騒動は沈静化していった。
「報道直後、コンビで出演したテレビ番組で、せいやが自ら騒動についてネタにすることもありましたが、徐々にそれをやめていったのは、水面下で裁判の準備を進めていたからでしょう。『フライデー』最新号によると、今月18日に東京地裁で開かれた公判にはせいやが証人として出廷し、女性が先に胸部をさらしてきた上、彼女も自慰行為を見せてきたなどと主張。せいやは、お互いに恋愛対象として見ていたと認識しているようです」(前出・記者)
ネット上では当時から「せいやはハニートラップに引っかかったのでは?」という見方もあったが……。
「裁判に至った今も情報は出揃っていないものの、『文春』がこの件の続報をまったく出さず、それどころか、早い段階で記事を削除していたことなどから、業界関係者の間でも『それだけ女性側に問題があったのでは』とささやかれています。そもそも『文春』が消した記事には、せいやと女性がオンライン飲み会していたZoom画面だけでなく、LINEのトーク画面のスクリーンショットも掲載され、女性はオンライン飲み会のあとも、せいやと親しげに連絡を取り合っていた様子もうかがえる。女性の証言には矛盾点があったことが予想されるため、裁判は『せいやサイドが優勢』とみられています」(テレビ局関係者)
なお、この騒動でせいやが失った仕事の中には、CMの仕事も複数あり、「損出額は数千万単位に及ぶとみられる」(同)そう。世間ではほとんど忘れられていただろうこの騒動。“恥の二度塗り”になってでも反撃に出たせいやの努力は、果たして実を結ぶのだろうか。