広瀬アリス&松村北斗『恋マジ』、「下品すぎて引いた」「古臭い」と不評!? 初回7.0%で同枠史上最低
4月18日、フジテレビ系新連続ドラマ『恋なんて、本気でやってどうするの?』(以下、『恋マジ』)が放送を開始し、初回の世帯平均視聴率は7.0%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)を記録。プライム帯の連ドラでは初主演となる広瀬アリスが主人公・桜沢純役に抜てきされ、相手の長峰柊磨役にはSixTONES・松村北斗が起用されている注目作だが、微妙な数字でスタートした上、一部視聴者から「ノリが下品すぎて無理」などと、ドン引きされてしまったようだ。
「恋愛から逃げてきた男女6人が“本気のラブストーリー”を繰り広げていくという同ドラマ。広瀬が演じる純は、恋愛経験ゼロで『恋なんて、人生のムダ!』と言い切るようなキャラクターですが、恋愛関係を刹那的に楽しむ柊磨との出会いが、彼女に変化をもたらしていくようです」(芸能ライター)
2人のほかには、純の高校時代の親友で専業主婦をしている清宮響子(元乃木坂46・西野七瀬)や、アパレル店員の真山アリサ(飯豊まりえ)、柊磨が働くフレンチビストロ「サリュー」のシェフ・岩橋要(藤木直人)、不思議キャラのコンビニ店員・内村克巳(岡山天音)らが登場。第1話は、恋愛に無関心な純がイケメンギャルソン・柊磨のいる「サリュー」を訪れるも、彼には目もくれずに食事をしたり、そんな純に興味を抱いた柊磨が声をかけたりする様子が描かれた。
「『恋マジ』は、昨年10月期に綾野剛主演の『アバランチ』が始まるタイミングで新設された、フジテレビ系月曜夜10時台のドラマ枠(カンテレ制作)で放送中。なお、『アバランチ』の第1話は10.3%でスタートし、今年1月期に同枠で放送された『ドクター・ホワイト』(浜辺美波主演)も初回11.4%での発進でした。つまり、同枠ドラマ3本の第1話を比較すると『恋マジ』がワーストで、初めての1ケタ台発進となってしまったわけです。火曜夜9時台にカンテレ制作のドラマが放送されていた頃を含めても、初回が『恋マジ』より低かったのは、2019年4月期放送『パーフェクトワールド』(松坂桃李主演)の6.9%までさかのぼります。ちなみに、松村は同ドラマにも出演していました」(同)
『恋マジ』を視聴したネットユーザーの間では、「ほっくん(松村の愛称)かっこいい!」「広瀬アリスもかわいいし、衣装もおしゃれだから見ていて楽しい」「映像がきれいでおしゃれ」といった声もあるが、一方で「登場人物たちのセリフから、制作側の古臭い考え方が滲み出てる」「劇中の会話が下品すぎて引いた……」などの指摘もある。
「たとえば、純は“27歳で処女”という設定なのですが、響子やアリサとの女子会中に『高齢処女』なるワードが飛び出したり、純の先輩でネイルサロン経営者の中川岬希(香椎由宇)が、純に対してぶしつけに『最近、いつヤッた?』と尋ねたりする場面があり、多くの視聴者をドン引きさせたようです。同ドラマの主軸が恋愛なので、男女関係について描かれても不思議ではありませんが、肉体関係に重きを置いているところが時代錯誤な印象を与えているのかもしれません。実際、ネット上でも『ヤる話ばっかりで気持ち悪い』『恋愛にとらわれない主人公が今っぽい! と思ったら、全然そんな話じゃなくてガッカリ』『90年代のドラマより古臭いのでは?』といった書き込みが散見されます」(同)
現在の路線でストーリー展開していくならば、視聴率はさらに後退していきそうだが、果たして……。