ジャニーズの“声優挑戦”、Snow Man・佐久間大介は「発声や音圧が声優そのもの」!? 業界内でも高評価
アイドル業だけでなく、俳優や声優としても活躍しているジャニーズタレントたち。ジブリ映画『ハウルの動く城』(2001年)のハウル役を務めた木村拓哉や、『ゲド戦記』(06年)のアレン役、『コクリコ坂から』(11年)で風間俊役を演じた岡田准一のほか、アニメ『遊☆戯☆王デュエルモンスターズ』シリーズ(テレビ東京系)で主演・武藤遊戯を演じた風間俊介も、アニメファンの間ではおなじみの存在だろう。
近年も、Kis-My-Ft2の宮田俊哉がアニメ映画『劇場版 BEM~BECOME HUMAN~』(2020年/以下、BEM)で声優に初挑戦。また、Snow Manの佐久間大介は、昨年7月公開の『白蛇:縁起』(以下、白蛇)で人気声優・三森すずことダブル主演を務めており、現在公開中の『SING/シング:ネクストステージ』ではSixTONES・ジェシーが、物語の鍵を握る重傷(要?)な役どころを演じている。
このように、声優業にも進出しているジャニーズタレントだが、芸能人の声優挑戦について、業界関係者は以下のように語る。
「タレントや俳優が声優業に挑戦すると、多くの場合“違和感”が生じてしまいます。その理由は、体を使って演じる俳優の芝居と、声だけで演じる声優の芝居の差に気づいていないから。表現する手段が声だけだとに気づいた人は、違和感なく声優業をこなしている印象です。また、アニメやゲームが好きな人は、普段から多くの声優の演技に触れているため、アフレコも上手な方が多いですね」(声優業界関係者)
では、ジャニーズタレントの中で声の仕事が評価されているのは、いったい誰なのだろうか。まず名前が挙がったのは、アニメオタクとして知られる佐久間だ。
「業界内でも『発声や音圧が声優そのもの』と評価が高かった。『白蛇』で共演した三森をはじめ、杉田智和や佐倉綾音からも高く評価されていて、佐久間だと知らずにアフレコを聞いた佐倉は、『「このバチクソうまいのは誰?」って思った』と、舞台あいさつで語っていました。また、同じくアニメオタクで佐久間の先輩にあたる宮田も、演技が上手。彼は『BEM』出演にあたり、声優事務所・ステイラックや養成所・フォローアップの代表で、若手の育成に注力している浪川大輔に師事し、声優業のノウハウを学んだそうです。声優という職業に対して真摯に取り組む姿も素晴らしいですし、芝居そのものもよかった。ただ、浪川の評価が業界内で?はそこまで高くないため、ほかの声優に学んでいたら、もっと才能が伸びたかもしれませんね(笑)」(同)
アニメやゲームに興味を持つジャニーズメンバーも増加傾向にある。今後は彼らが「声の芝居」で活躍する場がさらに増えそうだ。
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