テレ朝『未来への10カウント』初回11.8%、ボソボソしゃべる“暗いキムタク”が「見ていてつらい」!?
木村拓哉が主演を務める連続ドラマ『未来への10カウント』が、4月14日にテレビ朝日系「木曜ドラマ」枠で放送を開始。初回の世帯平均視聴率は11.8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)とまずまずだったが、一部ネット上では「ジャニーズドラマ、それも木村主演ドラマという点で、“期待外れな数字”と心配されている」(芸能ライター)ようだ。
同ドラマは、元アマチュアボクサー・桐沢祥吾(木村)が、母校である松葉台高校のボクシング部コーチを務める中で、学生たちに変化をもたらすとともに、自身も熱い気持ちを取り戻していく“青春スポーツ・エンターテインメント”。
「第1話は、生きる希望を失っていた桐沢が、親友の甲斐誠一郎(安田顕)や恩師・芦屋賢三(柄本明)の働きかけにより、まずは松葉台高校のボクシング部の臨時コーチを務めることに。熱意などないままコーチを引き受けた桐沢や、ボクシングに対する思い入れのない新顧問・折原葵(満島ひかり)を前に、ボクシング部の面々はさまざまな思いを抱く。そんな中、部長の伊庭海斗(King&Prince・高橋海人)は桐沢に公開スパーリングを申し込む……という展開でした」(同)
初回を視聴したネットユーザーからは、「ボクサーのキムタク、かっこいい!」「スパーリングの場面にウルッとした……。桐沢もこうやって心を動かされていくのかな」「これから盛り上がっていく予感! 楽しみ!」といった声もあるが、一部では「“スポ根”ドラマとしてベタすぎて、展開が読める」という意見も。また、視聴率が発表されると「キムタクならもっと数字取れると思ってた」との指摘もみられた。
「『木曜ドラマ』枠では、今年1月期に嵐・松本潤主演の『となりのチカラ』を放送していて、こちらは初回11.5%を記録。木村はそれを若干上回るスタートを切りましたが、同枠では昨年、1月期の高畑充希主演『にじいろカルテ』が初回12.1%、4月期の玉木宏主演『桜の塔』が初回13.5%、7月期の天海祐希主演『緊急取調室』第4シリーズが初回14.7%、10月期の米倉涼子主演『ドクターX~外科医・大門未知子~』第7シリーズが初回19.0%をマークしていました」(同)
なお、木村も過去に同枠で『BG~身辺警護人~』シリーズの主演を務めており、18年1月期の第1章は初回15.7%、20年6~7月にかけて放送された第2章は初回17.0%を獲得していた。
「こうした結果を見ると、『未来への10カウント』の初回視聴率は物足りない印象です。木村が今回演じている桐沢は、序盤は“暗いキャラクター”のまま話が進んでいくようですし、“かっこいいキムタク”を求めているファンにとっても、期待外れだったかもしれません。しかし、ボクシング部の生徒たちとの関わりを通して桐沢も変わっていくようなので、今後の展開次第では、視聴率も上がっていきそうです」(同)
“高視聴率俳優”と言われて久しい木村だが、『BG』同様、『未来への10カウント』もヒットに導けるだろうか。