Snow Man・宮舘涼太、バラエティ好調で「良い意味で浮いている」「これまでと流派が違う」とテレビマン期待の声
舘様の勢いが増している。Snow Manの宮舘涼太がテレビやラジオに出演しては、笑いをかっさらっているのだ。
3月25日放送の『全力!脱力タイムズ』(フジテレビ系)では、番組初登場ながらSnow Man主演の映画『おそ松さん』のPRを、番組の世界観に合わせながらも、しっかり務めた。
4月1日には『人志松本の酒のツマミになる話』(同)に、昨年7月以来約9ヵ月ぶりに出演。前回に披露したレディースの元総長だった母親の話をバージョンアップさせて笑いを取った。
ほかにも『ラヴィット!』(TBS系)に、グループメンバーの佐久間大介と隔週交代で出演中の宮舘。ここでも、並み居る芸人の中で堂々と笑いを取り、ロケVTRでも見事に立ち回っている。
「さらに、3月19日にはラジオ『ナイツのちゃきちゃき大放送』(TBSラジオ)にゲスト出演。毎月一輪、バラの花を買っていると話し、誰からの影響なのかとナイツの2人から聞かれると『宮舘の才能といいますか、親からもらったDNAと言いますか……』と回答。塙宣之から『お母さんはバラを飾ったりする?』と問われると、『お母さんは一切飾ってない』と、全くDNAでもなんでもない、ただのナルシスト発言だったことが判明。土屋伸之から『狩野英孝のマネをしているわけではない?』と確認されていました」(芸能ライター)
その狩野は、自分のキャラクター造形にあたり『ちびまる子ちゃん』(フジテレビ系)の花輪くんを参考にしたとのちに話していたが、宮舘もまさに、そこはかとないカッコつけ感とほのかにホスト臭漂うキャラがウケているようだ。
「ジャニーズにはKinKi Kids・堂本光一など連綿と続く王子様キャラが存在しますが、これまでとは流派が違う、唯一無二の独自キャラを完成させつつあります。ROLANDほど神々しくもなく、狩野ほどイジられまくるわけでもない。まさに“舘様”なのですが、それをキャラではなく素でやっているふうなのが宮舘の底知れなさです」(放送作家)
また、ほかのテレビ関係者からはこんな期待も寄せられた。
「Snow Manは9人の大所帯とあって、ともすれば一人ひとりが埋没しがちですが、宮舘は良い意味で“浮いている”。あとはいかに自身を面白がってくれるスタッフと出会い、自身がハマる番組に出演するかですね。共演してきた芸人の蛙亭やニューヨークがしっかりと舘様の世界に落ちているのも興味深い」(テレビ制作)
冠番組『それSnow Manにやらせて下さい』(TBS系)をはじめとして露出を増やしているSnow Manだが、テレビの中ではまだまだ“お客様感”が否めない。彼らがさらに上に行くための起爆剤は、宮舘かもしれない。
(村上春虎)