『さんまのお笑い向上委員会』卒業の久慈暁子アナ、「笑えないシーンばかりで大半がカット」のウラ事情
フジテレビ・久慈暁子アナウンサーが、3月26日放送をもってレギュラー番組の『さんまのお笑い向上委員会』(同、以下『向上委員会』)から“卒業”した。2月26日の放送では、番組出演者のお笑い芸人・鬼越トマホークの“ケンカ芸”に巻き込まれ、号泣したことも話題になっていたが、「同時期くらいから、『向上委員会』の収録現場は、やや殺伐とした雰囲気になっていた」(制作会社関係者)のだとか。
今年1月、4月末をもってフジテレビを退社すると発表した久慈アナ。『向上委員会』をはじめ、総合司会を務めている『めざましどようび』や、火曜日の情報キャスターを担当していた『めざまし8』など、全てのレギュラー番組を降板するといい、最後のテレビ出演となった今月26日の放送の『向上委員会』では、共演者に鬼越トマホークが含まれていなかったことについて「ちょっとホッとしました」と話していた。
「2月26日放送で久慈アナは、鬼越トマホークのボケ担当・坂井良多から『お前が辞めても、フジテレビに1ミリもダメージねえからな!』とツッコまれ、号泣。コンビのケンカ芸の一貫ではあるものの、久慈アナの涙は止まらず、鬼越の2人が謝罪を繰り返すなどスタジオは騒然としていました」(スポーツ紙記者)
ネット上では「弱い者いじめにしか見えなかった」と鬼越トマホークを批判する意見や、「冗談がまったく通じないのか」と久慈アナに対する苦言が上がり、賛否両論を呼んだ。
「この回の収録は、久慈アナのフジ退社が正式発表される以前に行われたそうですが、出演者はすでに知っていたとか。フジを退社する理由や局への本音を引き出そうと、この頃から久慈アナに対する出演陣の“イジり”が始まったようです。その後、退社が正式発表されたあとは、世間から『フジとケンカ別れした』とのイメージが広がることに。司会の明石家さんまをはじめとした出演者は、その印象を払拭させようと、なんとか久慈の言葉を引き出そうとイジっていたそうです」(前出・制作会社関係者)
ところが、久慈アナは退社のウラ側について一切語りたくなかったのか、何を振っても明確に返答せず、26日放送回以降は、スタジオには微妙な空気が漂っていたとか。
「毎収録歯切れが悪い返答に終止する久慈アナに、スタジオ内は険悪なムードが漂い、退社トークは『笑えない』シーンばかりになったとか。その結果、大半がカットされているそう。さんまら出演者の気遣いも、久慈アナにとっては余計なお世話だったのかもしれません」(同)
こうして、『向上委員会』から卒業した久慈アナ。フジ退社後はタレントに転向することが明らかになっているが、彼女がバラエティ番組で退社の真相について語る日は来るのだろうか。