日テレ『イッテQ!』、宮川大輔の負傷を「軽視」? ロッチ・中岡創一も骨折を発表し批判強まる
3月20日に放送されたバラエティ番組『世界の果てまでイッテQ!』(日本テレビ系)。今回は、お笑い芸人・宮川大輔の恒例企画「宮川大輔のニッポンお祭り道中」が放送されたが、一部シーンに視聴者から心配や怒りの声が出ている。
同企画は、宮川があらゆる地域の「祭り」を体験する内容。今回は、熊本県と北海道を訪れ、それぞれ現地の行事を体験しながら、その中で行われる「選手権」のチャンピオンたちと対戦した。
「北海道で宮川がチャレンジしたのは、名寄市風連町で毎年2月開催されている祭事『ふうれん冬まつり』の際に行われる『全日長靴飛ばし選手権』。名前の通り、長靴を飛ばして、その距離を競うというイベントでした」(芸能ライター)
このロケには、元サッカー日本代表の内田篤人がゲスト参加し、過去の優勝者4名と対決。練習の段階で、内田は大会記録の31m50cmを超える33mを記録していたが、宮川は右足の太ももの裏側の筋肉・ハムストリングスを負傷するという、まさかの展開に。
「この際、番組スタッフは宮川の救助に向かわず、笑いながら撮影を続行。宮川はこの対応に『マジやねんて! なんで笑ってんの!?』と激怒し、『普通は「大丈夫ですか?」言うて、右手には携帯持って119や!』と、救助や救急車を呼ぶべきだと訴えたんです」(同)
宮川に怒られたからか、スタッフは「一回、冷やしましょうか?」と聞いたものの、「笑うてるやん!」と再びツッコまれることに。その後、過去の優勝者と対決を行い、内田が全体3位となる「27m90cm」の好記録を出したのに対し、足を負傷したまま臨んだ宮川は「7m80cm」という結果で終わった。
「このロケ内容に対し、ネット上では『スタッフは笑ってたけど、全然笑えないし安全を軽視してる』『肉離れしてないか心配』『スタッフの対応がひどい。ネタかもしれないけど、そりゃ宮川大輔も怒るよ』などと、スタッフの対応を批判する声が多く上がっています」(同)
なお、放送前日の19日には、お笑いコンビ・ロッチの中岡創一が同番組の収録中に右足を骨折し、全治2カ月のケガを負ったと日本テレビが発表。その直後の放送だったこともあり、視聴者からは「中岡の骨折も起こるべくして起こったんだな」「出演者を大切にしない番組はいらない」などと批判されている。
「中岡は同番組で、ネット上で話題になった動画を再現する企画『Qtube』に出演しています。しかし、昨年1月31日には“カヤック1回転”に挑戦してプールで溺れかけたり、同7月25日に総集編として放送された“クールブランコくぐり”でブランコに乗ったスタッフに激突してしまったりと、たびたびその危険性が視聴者から指摘されているんです。今回の骨折の発表を受けて、ネット上には『そろそろ芸人に体張らせるのはやめるべき』『番組スタッフや局側にペナルティを与えてほしい』『たまに起きることならまだしも、何度もケガ人を出してるのはマズい』といった声が上がり、番組への批判が強まっています」(同)
体を張るロケが『イッテQ!』の見どころでもあるが、事故が起きてしまってからでは遅い。出演者のためにも、安全対策を徹底してほしいものだ。