TBS『冒険少年』やらせ疑惑で「BPO入り」回避も……今度は出演芸人の言動めぐり「パワハラ」と非難の声
ナインティナイン・岡村隆史、ココリコ・田中直樹、女優・川島海荷がMCを務めているバラエティ番組『アイ・アム・冒険少年』(TBS系)。3月14日放送回でのお笑い芸人・じゅんいちダビッドソンの言動に対し、ネット上では一部視聴者から「最低」「とらえ方によってはパワハラ」と非難の声が上がっている。
同番組をめぐっては、今年1月にニュースサイト「文春オンライン」が“やらせ疑惑”を報じ、番組打ち切りや放送休止の可能性が浮上。現在まで番組は何事もなく放送されているものの、再び“炎上騒動”が起きてしまったようだ。
「今回物議を醸したのは、新企画『大自然の凍った湖でフィギュアスケートできるのか!?』での一幕。じゅんいちダビットソン、サンシャイン池崎、アイデンティティ(田島直弥・見浦彰彦)に加えて、女性ピン芸人・やす子が5日間の合宿を行い、凍った湖の上でフィギュアスケートのジャンプやスピンに挑戦しました」(芸能ライター)
合宿2日目、気温の上昇が原因で湖の氷が溶けてしまい、一同は番組側が借りたアイススケートリンクで練習を始めることに。そして3日目の朝、じゅんいちはやす子を連れて、湖が凍っているのかどうかを確かめに行った。
本番に向け、湖のステージにこだわるじゅんいちは、「この大っきい氷にそーっと足乗せて、ここから真っ直ぐ行けば(演技ができるスペースまで)俺、行けると思うから。ちょっと、やす子、ここ足下ろしてみて」と指示。「じゅんいちさんが行くんじゃないですね?」と戸惑うやす子に、「うん、頼むわ。慎重にね」とお願いしつつ、「左、左、もっと左。そうそうそう。そのまま真っ直ぐ」と声をかけながら立ち位置を調整していたのだが……。
「湖の大半の氷が解けていたため、じゅんいちの言動はナレーションでも『本当に安全な場所を探しているのか? もしや、危険なところを探しているのか?』と疑問視されていました。その後、じゅんいちの言葉に従ったやす子が氷の上でジャンプしたところ、亀裂が入りやす子は『うわぁ~!』と叫びながら湖の中に落下。『寒い!』と助けを求めるやす子を救助した後、じゅんいちは『おもしろかったで』とコメントしていました」(芸能ライター)
やす子が水中に落ちた瞬間、「はい。じゅんいちサイテー」と苦言を呈するナレーションが入っていたが、ネット上の一部視聴者も「見ていて危ないなと思ってた」「やす子がかわいそう」「じゅんいちの後輩いじりにムカついた」と不快感を抱いたようだ。とはいえ、こうしたやりとりをカットせずに放送したのは、番組側が“視聴者にウケる”と捉えたからだろう。