キャメロン・ディアス「鏡は毒にしかならない」レネー・ゼルウィガー「自分の声を聞くのも嫌」! ハリウッドを去ったセレブの現在
一方、映画版『チャーリーズ・エンジェル』(2000〜)シリーズなど世界的な大ヒット作に多数出演していたキャメロンは、14年に出演した映画『アニー』を最後に表舞台から姿を消した。
本人は引退を明言していないが、昨年、グウィネス・パルトローのライフスタイルブランド「Goop」のYouTubeチャンネルに出演し、「自分の人生を取り戻したいと思った」とコメント。
ハリウッドから去るときの気分について、「すごく穏やかだった。自分のことをやっと大切にできるって、ほっとした」と明かし、仕事漬けで自分の時間が全くなかったと女優時代を回想。現在は、時折こうしたインタビューを受けるのみで、妻として母として充実した日々を送り、満足しているという。
キャメロンは、現地時間3月8日に配信が始まった英BBCのポッドキャスト『Rule Breakers』にも登場し、「私は“女性をモノ扱いし搾取する社会”の犠牲者だった。完全にね」「そのことを受け入れていた時期もあった」と告白。
ハリウッドを去ったことでこの状況から抜け出せたとし、「この8年間、私は野生児のようだった。野生動物のような……野獣みたいだったわ」と大爆笑した。そして、「自分がどう見えるか、全く気にならなくなった」「顔を洗うのは月に2回くらい」と告白。
美容液などにも無頓着だそうで、「今はそんなことしなくてもいい立場だし。そこにエネルギー注ぐ〜?」と、あっけらかんとしていた。
ハリウッド時代は、「女優として1日7時間は鏡の前に座って、化粧直しばかりしていた。鏡の前にいることは、毒にしかならなかった」というキャメロンは、「鏡を見るのをやめ、写真やセルフィーを撮るのをやめた」ことで、心が解放されたとも明かしていた。
キャリアのピークを迎える中、ハリウッドから離れ、名門校で情熱をもって勉学に打ち込んだレネーと、容姿の呪縛から解放され、自由になったキャメロン。ネット上は、「自分を大切にする芯の強い女性は、とても魅力的で尊敬できる」などと称賛する声であふれている。