コラム
ママ友グループLINEから

おしゃれママから伊勢丹のチョコ! お返しは「ゴディバ」や「モロゾフ」じゃ失礼? ホワイトデーに悩むママの本音

2022/03/13 18:30
池守りぜね(ライター)

 聡美さんは、チョコをもらう相手によっては、バレンタイン文化を面倒に感じるという。

「親しいママ友の場合は、『子どもにチョコを渡しに行かせてもいい? 』と事前にLINEで聞いてくれるケースが多いんです。私も子どもと一緒にお返しを選んだりして、ある意味、ママ同士の友チョコ交換みたいな面もある。でも、Mちゃんのように、突然家まで渡しに来て親がそのことを把握していないケースもあるので、トラブルになることもあるし、正直面倒というのが本音ですね」

 また、息子にチョコをくれたMちゃんのママの態度にも驚いたそうだ。

「実は、Mちゃんのママとはあまり親しくなかったんです。バレンタインの後に保護者会があったので、『チョコありがとうございました』と話しかけてみたら、『何のことですか?』と言われました。Mちゃんがバレンタインのチョコを買うことまでは知っていたようなのですが、誰にあげたかまでは知らなかったみたいです。親しいママ友に聞いてみたら、Mちゃんは、ほかの男の子や女の子にもチョコを配っていたらしく、みんな突然の訪問に驚いたと言っていました」

 バレンタインは、「ホワイトデーにお返しをする」という文化があるため、やりとりは一方通行では終わらない。親同士も交流があり、チョコを渡し合うあう関係ならば問題はないが、子どもが低学年かつ親が誰にチョコを渡したのか知らない場合、もらった側はホワイトデーの対応が難しいだろう。

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