SixTONES、新曲「共鳴」の売り上げ過去最低スタート! 28.7万枚で前作比6万枚ダウン
SixTONESのニューシングル「共鳴」が、3月1日付のオリコンデイリーシングルランキングで初登場1位を獲得。週間ランキングでの首位は確実視されているものの、売り上げはグループでの単独シングルで“過去最低”の滑り出しとなった。
今作は初回盤A・Bと通常盤の3種展開。「共鳴」は、テレビアニメ『半妖の夜叉姫』弐の章(日本テレビ系)の1月クールオープニングテーマとして起用され、SixTONESの公式サイトでは「仲間と共に“今”を生き抜く決意を、疾走感溢れるロック+ジャズ+HIP HOPを融合した力強いサウンドに乗せた、新時代的・絆ソング」と紹介されている。
同曲の初日売り上げは28万710枚で、同じく3形態だった前作「マスカラ」(昨年8月発売)の初日記録35万3,884枚を大きく下回った。「マスカラ」はKing Gnu・millennium paradeの常田大希が作詞作曲を手掛けたとあって、音楽ファンからも大きな関心を寄せられていた楽曲。そこから7万枚以上も売り上げが低下し、ファンはショックを受けているようだ。
「ネット上では、『「マスカラ」から7万も売り上げが落ちたのはマズくない?』『オリコン1位でも売り上げ28万台は少ない』などと落胆する声が上がっています。楽曲の方向性に関しても不満があるのか、『今の路線は戦略ミスだという結果が出た』『次のシングルは明るい曲に期待したい』『暗いロック路線は気が滅入るからもうやめてほしい』といった辛らつな意見も見受けられます」(ジャニーズに詳しい記者)
今作に関しては、2月4日にSixTONESのYouTubeチャンネルでミュージックビデオが公開された段階で、賛否両論を呼んでいた。動画「SixTONES – 共鳴 [YouTube ver.]」の概要欄によれば、このMVは『全編を通してグリーンバックで撮影』したといい、アニメーターのえむめろ氏が監督を務めたとか。「カッコいい!」「中毒性のある映像」と好意的な声も上がる一方で、「MVは見ていて疲れる」「もう少しメンバーの顔をゆっくり見せてほしい」「めまぐるしくて画面を見ていると酔う」「絶妙にダサい」と否定的な反応も出ていた。
結果的に「共鳴」は自己最低の売り上げでスタート。SixTONESは2020年1月にSnow Manとの合同デビューシングル「Imitation Rain / D.D.」でデビューを果たし、発売初日にして77万2,902枚と大ヒット。
SixTONES初の単独シングル「NAVIGATOR」(同7月発売)は42万3,202枚と高数字をキープしたが、3作目の「NEW ERA」(同11月発売)は初日31万1,764枚、4作目「僕が僕じゃないみたいだ」(21年2月発売)が初日30万663枚と、以降は“右肩下がり”の状況だ。
「SixTONESといえば、メンバーの松村北斗は21年度後期の連続テレビ小説『カムカムエヴリバディ』(NHK)の安子編(ヒロインは上白石萌音)に雉真稔役で出演。誠実な好青年を演じ、ネット上で“稔さんフィーバー”を巻き起こしました。また、2月24日には、田中樹の兄である元KAT-TUN・田中聖が、覚醒剤取締法違反(所持)の疑いで愛知県警に逮捕されています。タイミングとしては、ここで『マスカラ』超えを達成し、SixTONESの人気を示したいところでしたが……」(同)
なお、「マスカラ」の週間売り上げは49.6万枚(オリコン調べ)。デビュー2年目にしてシングルの売り上げは下降気味のSixTONESだが、週間ランキング発表までにどれだけ前作の記録に近づけるのだろうか?