サイゾーウーマンコラム仁科友里「女のための有名人深読み週報」有働アナ、「老害キャラ」にならない方法 コラム 仁科友里の「女のための有名人深読み週報」 有働由美子アナ、平野歩夢選手へのセクハラ発言に思う「自虐キャラ」から「老害キャラ」にならないための方法 2022/02/17 21:00 仁科友里(ライター) 女のための有名人深読み週報 有働由美子アナウンサーが忘れてはならない、若手視聴者の存在 有働アナは女子アナで初めて自虐をした人だと、私は思っている。有働アナが20代の頃、返って目立つド派手な変装をして、プロ野球選手の家に通う姿を写真週刊誌に撮られたことがある。その野球選手は妻と別れたばかりということもあって、世間では「不倫だったのではないか」「略奪だったのか」といった声も上がったが、有働アナはこの時、「オトコを盗られることはあっても、盗ることはない」という自虐コメントで乗り切った。この経験から、自虐をすると周囲に喜んでもらえる、そういう自分が求められていると思い込んでしまったのかもしれない。 成功者ほど過去の成功体験にすがる傾向があるそうだが、昔ならOKでも、今の時代にアウトということはいくらでもある。抜群に好感度が高いことも相まって、有働アナのセクハラや、男尊女卑的な発言をしつこくネチネチ指摘しているのは、私くらいだろう。しかし、若手の人気アイドルと共演することもある有働アナは、ジェンダーフリーの感覚を持った若者視聴者の視線にさらされていることを、忘れてはならないと思う。 ネット社会は、何がきっかけで大事故になるかわからない。“自虐キャラ”から“老害キャラ”にならないためにも、有働アナには一度、専門家の指導を受けながら、ジェンダーについて学ぶことをお勧めしたい。 前のページ1234 仁科友里(ライター) 1974年生まれ、フリーライター。2006年、自身のOL体験を元にしたエッセイ『もさ子の女たるもの』(宙出版)でデビュー。現在は、芸能人にまつわるコラムを週刊誌などで執筆中。気になるタレントは小島慶子。著書に『間違いだらけの婚活にサヨナラ!』(主婦と生活社)、『確実にモテる 世界一シンプルなホメる技術』(アスペクト)。 記事一覧 X:@_nishinayuri 最終更新:2022/02/17 21:00 Yahoo セブンネット こどもジェンダー なんで好感度高いのか、ず〜っと謎なんだよね 関連記事 アンジャッシュ・渡部建、復帰前の今必要なことは何か? 「ゼロから頑張る」宣言の前に必要なもの桝太一アナウンサー、日テレ退社で「一人勝ち」か? 「的確に科学を伝える」転身が受け入れられるワケマツコ・デラックスの引退説に考える、テレビ視聴者に“毒舌”が通用しなくなった現況朝日奈央のおかげで野呂佳代は変わった!? 自分を立て直すために「人と正しく比べる」必要性日テレ『上田と女が吠える夜』に感じた、人を叩きすぎない配慮――若槻千夏の“塩梅”に感嘆したワケ 次の記事 関西Jr.の澤田に女性関係で「ヤバい」うわさ >