コラム
倉田真由美さん特別寄稿

「最強のだめんず」と言われても、娘にとって「最高の父ちゃん」を見極めたたった一つのポイント

2022/02/28 19:00
倉田真由美

(C)倉田真由美

「倉田さんのところは、ママが二人いる」

 これは、ココがもっと小さい頃からママ友たちに言われていることです。

 いわゆる「パパの育児」で想像されるのは、休日のアウトドアやイベントへの参加などじゃないでしょうか。ココは共働き世帯が100%の幼稚園に通っていましたが、幼稚園の送迎ですらママがほとんどでした。習い事の送迎もそうですし、共働きでも結局ママがやる育児って多いんですよね。

 でもうちは違います。たとえば小学校からもらってくるプリント。これ、うちでは夫が毎日チェックしています。学校のプリントチェック、これ案外育児を語る上で無視されがちですが、大事ですよ。ほぼ毎日だし。

(C)倉田真由美

 「仕事で遅くなるから」という言い訳も立たない育児の一つですが、パパがやっている家庭を私は我が家以外知りません。保護者会への参加も同じく、行くとほぼ全員女性です。朝、登校する子どもたちを見守るために道路に立つ「緑のおばさん」も。だけどうちはほとんど夫が行くので、小学校の保護者会に私が行ったことは、6年間のうちどうしても夫が行けなかった2回だけです。緑のおばさんなど行かない家庭も多い中、うちは担当の時すべて行っています。夫が(笑)。

 私の立場で言うのも面映いですが、夫は娘ココにとって最高の父ちゃんです。私もこんな人が父親だったらなあ、と羨ましくなるほど。まあ、夫としてはめちゃくちゃ褒めるほどではないですが、父親としてはこれ以上ないほどの人。だからなのかうちは、家の中で誰かが怒ったり怒鳴ったりすることが一切ないんですよね。

 私に何かあっても、安心して子どもを預けられる夫。「くらたま、最強のだめんずと結婚!」などと言われましたが、とんでもない、大正解の結婚でした。あ、でもこれ、惚気ではないですよ。男女としては終わってますし、夫としての不満はいくらでもあるので。
(倉田真由美)

これまでの「叶井俊太郎の子育て奮闘記」イラスト集

最終更新:2022/02/28 19:00
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