コラム
ママ友グループLINEから

『あつ森』『マイクラ』に熱中する子どもに夫が激怒! “ゲーム依存”に悩む母親を助けたママ友の言葉

2022/02/13 18:30
池守りぜね(ライター)

 そんな由香さんは、学校から帰宅後、宿題に手を付けずにゲームに熱中している息子について、夫に相談した。

「夫は、『そんなものを買い与えたからだ』の一点張りで、ろくに向き合おうとしてくれませんでした。でも、この間、息子が家に宿題を忘れて学校に行ったため、とうとう夫が怒ったんです。夫は短気な性格なので、息子からSwitchを取り上げて、“捨てるぞ”とキツく叱りました。すると息子が泣き出してしまって、今度は私と夫がケンカになったんです」

 ちなみに、文部科学省が昨年8月に発表した「全国学力・学習状況調査」の生活様式部分の結果によると、小学生の75.9%は平日にテレビゲーム(パソコンや据置・携帯ゲーム機、従来型携帯電話、スマートフォンによるもの)で1時間以上遊んでいるという。それだけに、由香さんと同じく子どもの“ゲーム依存”に悩みを抱えている保護者は多いのではないだろうか。

「夫のようにゲーム自体を取り上げてしまうのはちょっと極端な気もしたので、仲が良いママ友にLINEで『子どもがゲームをやめられない』と相談をしたんです。すると、ママ友の家では“宿題を済ませたらゲームをしてもいい”というルールを設けているとアドバイスしてくれて、とても参考になりました」

 ほかにも、ママ友とのLINEで得た情報があるという。

「Switchには“みまもり設定”があると教えてもらいました。どうやら、遊んだゲームソフトや時間を確認できるほか、1日にプレイできる時間を設定したり、使用できる機能を制限することができるそうなんですが、購入時にユーザー設定を誤ってしまったため、サービスを利用できないことが発覚。なので、“ゲームは宿題を済ませてから”1日1時間“とルールを設定して、自分の部屋ではなく、私の目の届くリビングでプレイさせるようにしています」

 子どもが自分でゲームの利用時間をコントロールできない低学年の間は、親が目を光らせながら管理をしてあげることが必要だろう。由香さんのように工夫を凝らして、子どもの“ゲーム依存”を防いでいきたいものだ。

池守りぜね(ライター)

出版社やweb媒体の編集を経て、フリーライターに。趣味は家族とのプロレス観戦、音楽フェス参戦。プライベートでは女児の母。

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最終更新:2022/02/14 15:53
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