片付けのプロが実践する「コンパクト収納」12の技! キッチン・衣類・下駄箱まで“必ず”収納力アップ
最もわかりやすい例が「ハンガー」です。厚みのあるプラスチック、木製ハンガーをやめてスリムな針金ハンガーに統一するだけで、収納力が上がります。
カタチを揃える時に、数の管理も同時にリセットできるのでおすすめです。収納力アップはもちろんですが、一気に運び出すときも型が揃っていると簡単です。ハンガーの選び方は、コチラを参考に!
プロの技【8】天井・壁・ドアを使って「宙に浮かす」
モノをコンパクトにするなら、宙に浮かすのが◎。最近は、壁付タイプの家具・家電・トイレまであります。壁付だと、掃除をするときが便利。置型のミラーもドアにかけて宙に浮かせます。モノを地面に置かない方法から考えると、生活がスッキリします。
プロの技【9】空気を抜いて圧縮する
洋服や布団用の「圧縮袋」は、余分な空気を抜くことができます。もはや定番の「コンパクト化」方法ですが、掃除機を使ったり、手で押したりの「圧縮作業」は面倒。筆者は、衣類やラグにハンディラップを使います。巻くだけで、かさばりが圧縮できるのでおすすめです。
プロの技【10】高さを使い切る(高さ調整)
片付け訪問時で、必ず実践する作業のひとつが「高さ調整」です。下駄箱や戸棚など、棚板を使う収納空間はすべて調整しています。下駄箱は、下から上へ。床に着く戸棚は、上から下へと調整します。
逆に、棚板のない場所(シンク下、コンロ下、洗面所下の戸棚など)は空間を区切ります。これらは重要な「収納力アップ」の方法です。
プロの技【11】クリップは「ダブルクリップ」だけ!
ほとんどの家が愛用してるプラスチック製の袋止めクリップですが……。筆者宅にはありません。封を閉じるアイテムは、「ダブルクリップ」一筋です。
写真上のように、空気を抜きながら圧縮できて背ラベルにもなります。多様な使い方ができるので、必ず「仕事道具」として持ち歩きます。
プロの技【12】紙類は、ペーパーレス(DATA化)にする
取扱説明書は、スマホアプリの「トリセツ」で保管。アプリをダウンロードして、品番を打ち込むだけで紙資料を処分できます。収納スペースが空くのはもちろん、家電トラブルもその場で調べることができます。外出先で寸法を知りたいときも役立つので、満足度◎。
ほかにも、ポイントカード、病院のお薬手帳などもスマホアプリが便利。人生の思い出(写真、学校のアルバム、仕事の記録など)も、外注で「DATA化」してもらうのもおすすめです。
【まとめ】
かさばりを減らせば「収納力アップ」になります。わかりやすい例が「薬箱」。薬の外箱をなくすことで、大きな箱から小さな箱に移行できます。引き出しにギュウギュウに詰まっている家ほど、使用期限切れが多くなります。期限はしっかり管理するのが理想ですよね。
薬箱を「お家」に変換してみましょう。かさばりを減らせば、探すときの時間、二度買いの無駄、維持する費用、処分する面倒などが少なくなります。