“モンテローザ”の優良居酒屋ベスト3! しゃぶ葉まるパクの「しゃぶ食べ」、鳥貴族を超えた「高田どり」!?
「鳥貴族」のパクリ店、「豊後高田どり酒場」。メニューのラインナップから均一価格設定、黄色地に赤い文字というロゴまで徹底的に模倣しています。
人気店をパクるのはモンテローザの常套手段ですが、豊後高田どり酒場がすごいところは、パクっているくせに本家を超えてしまったところなのです。
豊後高田どり酒場は、酒、料理すべて(バカ盛りなどの例外あり)280円という価格設定。この時点で、298円均一の鳥貴族よりも安く、さらに、高田どりの方が鳥貴族より酒のグラスが大きいのです。
また、1人から利用できる2時間1,000円(280円のお通しが付く)の飲み放題サービスも実施しています。鳥貴族にも、4人から利用できる“食べ飲み放題”2,980円のサービスがありますが、4人揃わないと利用できず、事前予約制でややハードルが高い。高田どりの飲み放題制度の方が俄然使い勝手が良いのです。
つまみは、鳥貴族の定番人気メニューである貴族焼、よだれどり、山芋の鉄板焼き、キャベツ盛(おかわり無料)などをパクっていますが、それだけでは終わらない。なんと高田どりにはトリキにはないとりわさや、タタキなどの“肉刺し”があるのです。
ほかにも、焼鳥屋の定番メニューでありながらなぜかトリキにはない親子丼、さらには、カレーライス、ピザ、キムチチャーハン、トルティーヤチップス、しめ鯖、煮込み、ハムカツ、赤ウインナー、とろろ蕎麦……まで。もはや鶏肉は関係ないカオスなラインナップで、全てトリキより安い280円均一。ちなみにモンテローザ系列の「鶏のジョージ」も高田どりと同じメニューです。
鳥貴族といえば座り心地最悪の直角で固い木の椅子でおなじみですが、高田どりの椅子にはクッションがあるのも心憎いです。とはいえ、味は圧倒的に鳥貴族の方が美味いのですが、ジャンクなつまみで安く酔いたければ、高田どり、アリだと思います。