カルチャー
[再掲]インタビュー

羽生結弦「ほかのスケーターの穴が存在」コメントで波紋! 精神科医が読み取る「精神状況と性格」

2022/02/09 21:30
サイゾーウーマン編集部
Getty Imagesより

 2月4日から始まった『北京2022 オリンピック』が連日盛り上がりを見せている。スキージャンプ・男子個人ノーマルヒルで金メダルを獲得した小林陵侑選手を筆頭に、日本選手団も大活躍しているが、今回特にメダルが期待されている競技といえば「男子フィギュアスケート」ではないだろうか。

 同8日に「男子シングル・ショートプログラム」が行われ、オリンピック初出場となる鍵山優真選手が日本勢トップの2位を獲得。18年の平昌オリンピックで銀メダルに輝いた宇野昌磨選手は3位につけており、同10日に行われる「フリー」で最終的な順位が決まる。

 18歳の新星・鍵山選手の活躍に注目が集まる一方で、14年のソチオリンピック、18年の平昌オリンピックと2大会連続で金メダルを獲得した羽生結弦選手は、ショートプログラムを終えた時点で8位。この結果は、フィギュアスケートファンのみならず衝撃を与えた。

 冒頭で「4回転サルコー」を披露するはずが、1回転になったミスが大きな影響を与えたとみられ、演技を終えた羽生選手は、リンク上に「ほかのスケーターの穴が存在していて」、そこに「引っかかった」と原因を説明。「自分ではどうこうしようもないところだったので、フリーに向けて一生懸命やりたいと思います」と前向きに決意を語りながらも、「何か悪いことしたかな、と思っています」と悔しさをにじませていた。

 オリンピック3連覇の期待がかかる中での8位という結果には、ネット上で応援の声が続出。そんな中、羽生選手が「引っかかった」という穴を開けた選手を探すファンも相次ぎ、一部報道では“犯人”とされる選手が熱狂的なファンから「殺害の脅迫」を受けたと伝えている。

 ネット上では「脅迫なんて絶対にあってはならない」とファン側を批判する声もあるが、「ほかのスケーターの穴に引っかかったと言えば、こういうことにもなるだろうね」「正直、羽生選手のコメントを聞いた時に『それは言わないほうがいいのでは?』と思った」「絶対犯人探しする人が出てくると思った。このような事態になってしまい残念」など、羽生選手の発言に疑問を訴える声も見受けられた。

 羽生選手といえば、19年に開催された『2019年世界フィギュアスケート選手権』で銀メダルを獲得した際に、「はっきり言って、自分にとっては、負けは死も同然だと思っている」と悔しさを吐露。この言葉に批判が飛び交ったほか、羽生選手のメンタルを心配する声も上がり、波紋を呼ぶことに。

 サイゾーウーマンでは過去に、この発言から羽生選手がどのような精神状況に置かれていたのか、精神科医・片田珠美氏に話を聞いていた。「負けは死も同然」という一言から読み取れる、羽生選手の性格や懸念点とは――改めて同記事を掲載する。
(編集部)

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