豪入国はワクチン2回接種者のみ! 「1回しか打ってない」カニエ・ウエスト、3月ツアーが大ピンチ?
“反ワクチン派”と思われているカニエだが、21年夏に開催した新作アルバム『Donda』のリスニングパーティーには、ワクチンの接種ブースを併設。一方で、カリフォルニア州などが屋内大規模イベント開催時、参加者にワクチン接種証明書や新型コロナウイルス陰性証明書の提示を義務付けると発表する中、カニエは参加者へのそれら証明書の提示は求めず。「ワクチン賛成派、反対派のどっちなのか?」と話題になった。
同年11月には、出演したポッドキャスト『Drink Champs』で、「数週間前、(ポルトガルの)リスボン経由でパリに行った。ポルトガルにはワクチンを打たなくても入国できるから」「自分はまだ1回目しか打っていない」と告白。なぜ2回目のワクチンを打たないのか、その理由をめぐって、ネット上でファンの熱き議論が展開された。
今回のニュースを受けて、ネット上では、オーストラリア・ツアーが実現するか否かでカニエのワクチンの接種状態が判明すると話題になっており、これをきっかけにカニエがワクチンについて今どう考えているのか発言するのではないかと注目が集まっている。
オミクロン型変異株の感染拡大が世界中で広がる中、ワクチン接種を義務化する動きが各国で出ている。アメリカでは、これに反対するデモが各地で発生。ニューヨーク市では、市長から「接種を受けなければ無給休暇扱いにする」と通達された消防士や警察官らが「選択の自由があるべき」だと抗議。人気ドラマ『LOST』のケイト役で知られるエヴァンジェリン・リリーが、この抗議に賛同する内容をインスタグラムに投稿し、物議を醸したばかり。
このタイミングでカニエが反ワクチンに関する発言をしたら、一定の層に大きな影響を与えると危惧する意見がネット上で飛び交っている。