コロナによる自宅待機の日々で、子どもが登園拒否に! 「ぐずるのは今だけ」と割り切る双子ママ
千穂さんの子どもと同じように、数日休んだ後に登園を拒むケースはあるようだ。
「単純に、ママと離れるのが嫌で泣き叫ぶ子もいるみたいです。そういう子は、先生が抱っこすれば泣き止むこともあるとか。ママ友の娘は、いつも登園時に泣いていたんですが、先生は『年中さんになると、自然と泣かなくなる』とも言っていました。でも、泣く子は5歳になっても泣いているんですよね。うちは双子で、1人が泣くともう1人も泣き始めることがあるので大変。泣き出したほうをあやしながら、もう1人に『ごめんね。ちょっと待ってね』と声をかけています」
そんな千穂さんは、登園時のぐずりは“今だけ”と割り切っているという。
「ママ友の中に、上の子が小学生のママさんがいるんです。そのママいわく、小学校に入学すると登校時間も厳しくなるし、自然とぐずらなくなるそう。今はママがバス停や園まで送迎をするため、『別れる時が寂しいんだよ』と言われて、なるほどと思いましたね」
なお、ママ友とのグループLINEでは、子どもの登園拒否のほか、「寝る時間」についても話題に上がるとか。
「園バスで登園していた時は、規則正しい生活を送っていたですが、今は自宅待機になったり、数日休んで登園ということもあり、グループLINEでは“子どもが体力を余らせてなかなか寝つかない”という話題で盛り上がります。登園前日は『明日は幼稚園で●●をするんだね』と、子どもが楽しみになるようなことを話して寝かしつけているというママがいて、私もまねするようになりました」
まだまだ終わりが見えない新型コロナの感染拡大。以前は当たり前のように通わせていた幼稚園や保育園が利用できない事態も、これからは日常化するのかもしれない。子どもたちの心境の変化にも気を配りながら、健やかに過ごしていきたいものだ。