最終回までラスト3回、叶井俊太郎が12年間の子育てで「マジで怖かった出来事」ベスト3を振り返る!
2009年11月に始まった、叶井俊太郎さんの『ヤリチン卒業!! 叶井俊太郎の子育てコラム』。
『だめんず・うぉ~か~』(扶桑社)で知られるマンガ家・倉田真由美さんと出会うまで離婚を3回経験し、自他ともに認める“女好き”だった叶井さんが、倉田さんとの娘ココちゃん誕生を機に、毎週末のように子どもの遊び場を求めて旅行し、ママ友を作り、幼稚園や小学校の保護者会の役員に立候補するまでに変貌した姿をリアルタイムで配信してきました。しかし、ココちゃんがもうすぐ小学校を卒業、物理的に手がかからなくなったため、この3月で幕を閉じることに。
最終回まで残り3回、今回は叶井さんにこの12年間の子育てを振り返ってもらいました。
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娘ココが今年4月から中学生になります。これから思春期に入って書けないことが増えてくることもあって、12年間続いたこのコラムは3月末で終わりになります。ココは大体のことは一人でできるようになり、もう「子育て」というほどなにもしていないですしね。最近となっては、むしろココに怒られることが多いです。
土日はココの友達がうちに入りびたりだし、ココがいないときに勝手にうちでゲームすることも。ココが不在の時に小学6年生の女の子とうちに一緒にいても気まずいだけだから、オレが家を出てマンガ喫茶に行くはめになるんですよ。ココと友達が一緒のときは、オレがココの部屋で息を殺しながらネットフリックとか見ているわけです。あれだけ毎週のようにココを連れてお出かけしたころを忘れそうなくらい、自宅にオレの居場所がないんですよ! これはある意味、子育ては終了じゃないか?
そんなわけで12年間ずっとこのコラムを担当してくれてたSさんが「今までの子育てを振り返ってみてください」というので、過去のコラムをいくつか送ってもらったのですが、読んでみるとココが赤ん坊の時はまったくかわいがってない! というか、ハッキリ言って当時のことほぼ覚えてないんです。そんな中でも記憶にあるのが、過去にコラムにも書いた危機一髪な出来事。今回はこの12年間でいま思い出しても肝を冷やす「子育てにおける怖かった出来事」を振りかえってみます。