芸能
2022年1月前半映画館動員ランキング

長澤まさみ『コンフィデンスマンJP 英雄編』初登場5位、窪田正孝&宮沢りえ『決戦は日曜日』は10位入り! 映画動員ランク

2022/01/20 16:23
サイゾーウーマン編集部
写真ACより

 1月8日~1月14日集計の全国映画館動員ランキング(興行通信社調べ)が発表され、トム・ホランドが主演を務める“スパイダーマン”シリーズ三部作の完結編『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』が公開2週目で1位を獲得した。

 1月7日に封切られた本作は、8、9日の2日間で動員58万4000人、興収9億500万円を記録。2週連続で1位を獲得した『劇場版 呪術廻戦0』を抑えてトップに躍り出た。本作では、ドクター・ストレンジによって“マルチバース”の扉が開かれ、過去シリーズに登場したヴィランたちとの対峙を余儀なくされたスパイダーマンの運命が描かれる。

 ネット上では絶賛の声が相次いでおり、「ここ数年見たハリウッド映画ではダントツの出来栄え」「映画を見続けてきてよかった、映画好きでよかったという思いすらこみ上げてきた」「今まで映画館でこんなに声を殺して泣いたことがあっただろうか」「鳥肌レベルの感動!!」など、批判を見つけるのが難しいほど好評価を得ている。こうした口コミによって、まだまだ動員を伸ばしそうだ。

 続く2位は、芥見下々による人気コミック『呪術廻戦』(集英社)のテレビアニメを映画化したアニメーション『劇場版 呪術廻戦0』。『スパイダーマン』の公開で順位を落としたとはいえ、大健闘の結果となった。

 興収も公開から18日間で80億円を突破。観客動員も589万人を記録しており、ネット上では「どこまで記録を伸ばすんだ!?」「この感じだと、150億とか200億が目標って感じかな」「上映が続く限り見まくる!」などと、ファンが歓喜の声を上げている。今後は大ヒット作『鬼滅の刃 無限列車編』(2020年)の興収にどこまで近づけるかにも注目が集まる。

 3位は嵐・松本潤主演、香川照之、杉咲花ら出演の『99.9 刑事専門弁護士 THE MOVIE』が公開3週目でランクイン。4位には、公開6週目を迎えた田中圭主演の『あなたの番です 劇場版』が入り、ロングヒット中だ。

 続く5位は、長澤まさみ主演の『コンフィデンスマンJP 英雄編』が初登場でランクイン。18年4月期にフジテレビ系「月9」枠で放送された連続ドラマ『コンフィデンスマンJP』から始まった同シリーズは、今回で劇場版3作目となる。

 コンフィデンスマンこと“信用詐欺師”のダー子(長澤)、ボクちゃん(東出昌大)、リチャード(小日向文世)の3人が、金の亡者たちをターゲットに騙し合いを繰り広げるコメディ。「英雄編」では、元マフィアが所有する幻の古代ギリシャ彫刻をめぐって、熾烈な騙し合いバトルを繰り広げている。

 ドラマ版からのファンが多数劇場に足を運んでいるようで、レビューサイトには「どんどん面白くなっていくシリーズ。劇場版第4弾も見たい!」「ダー子たちにまた会えてうれしい。ずっと続いてほしいシリーズです」などと熱い感想も多いが、「さすがにネタ切れ感がある。この辺りで終わらせたほうが……」「面白いんだけど、ワンパターンなんだよなあ」「良くも悪くもいつも通りだった」といった声も見られ、マンネリ化を指摘する人も。4作目の制作はあるのだろうか……?

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