コラム
ママ友グループLINEから

ヒカキンは「見せても安心」の一方で……子どもの動画視聴に悩むママ、YouTuberの“ガチャ”に物申す!

2022/01/16 18:30
池守りぜね(ライター)

 そんなさんがYouTubeで子どもに見せたくないのは、大金を使って買ったおもちゃの開封やガチャガチャなどを無限に引く動画だという。

「ある有名YouTuberグループが、1回1万円のガチャガチャをメンバーで順々に引いていました。1万円なんて大金なのに、まるで小銭のようにじゃんじゃんお金を使うので、ママ友もLINEで『子どもが「やりたい」と言い出して困る』と言っていましたね。また、特定のYouTuberに限ったことではありませんが、若い子たちの間で“イケてない人物”という意味でも使われている『童貞』という言葉を耳にした子どもが、『どういう意味? 』と聞いてくることがあり、返答に悩んでしまいます」

 YouTubeはテレビと違って、見たい動画を好きなタイミングで視聴できるため、保護者たちは子どもが不適切な動画を見ていないか目を行き届かせることに苦労しているようだ。

「YouTubeは視聴履歴がブラウザに残るせいで、子どもって気に入った動画は何度でも見返すので、Oさんみたいに『YouTubeは見せない』というのは極端ですが、子どもが見られる動画と見られない動画を親が細かく選べるようになればいいなと思います。ブラウザやYouTube側の設定で年齢制限を設け、視聴できる動画を制限することもできますが、それでも動画によっては不十分に感じることもありますから」

 インターネット環境があれば手軽に視聴できるYouTubeだけに、勉強などに役立つ動画視聴なら、子どもの頃から取り入れてもいいだろう。ただ過激さだけが際立つ動画には、保護者側も十分に注意を払うべきといえそうだ。

池守りぜね(ライター)

出版社やweb媒体の編集を経て、フリーライターに。趣味は家族とのプロレス観戦、音楽フェス参戦。プライベートでは女児の母。

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最終更新:2022/01/16 18:30
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