「買って後悔、買わずに後悔」!? 3万5,000円のジャケットを大捜索の上、注文をキャンセルした買い物狂いの嘆き
――2年で1,300万円以上溶かし、現在借金は●00万円の“買い物狂い”のライターが、苦しくも楽しい「散財」の日々を綴ります。
読者のみなさん、聞いてくださいよ。今って、オンラインストアでなんでも手に入る時代じゃないですか。しかも、オンラインのほうが、店舗で購入するよりポイントがついて安いことがほとんど。なので、「ウーン、ちょっと決めかねるなあ……」という商品に出会うと、私はとりあえず店舗では買わないで、自宅に帰ってから吟味するようにしていたんですよ。しかし……!
ある日、好きなセレクトショップのひとつ、「Spick&Span(スピック&スパン)」で「upperhights(アッパーハイツ)」というブランドのジャケットを試着し、「欲しいけど3万5,000円かあ……。後でオンラインストアを見てみよっ!」と思い、家に帰ったら……。
よく利用している通販サイト「ベイクルーズストア」に件のジャケットがなかったのです……! ガガガガガ~~~ン!!!!!!!!!! ソールドアウトならいざ知らず、ジャケットそのものの情報がないなんてえ(涙)。まさか……、あのジャケットは店舗限定アイテムだったの~~~~~!?!?!?!?!?
「いつでも手に入る」状態だと食指が動かないくせに、「限定」と考えた途端に居ても立っても居られなくなってしまうのは私の悪い癖。ジャケットが忘れられず、翌週、仙台の店舗に舞い戻り、件のジャケットを捜索しました。
ところが、ないないないない! あのジャケットがなーい!! 配置換えか……? と思い、店員さんを呼び寄せ、「ここにあったアッパーハイツのジャケットなんですが……」と聞くと、店員さんは「ああ!」とすぐに思い出したようでした。
店員さん「あちらはすでに売れてしまいました」
ガガガガ~~~~~ン!!!!!!!!!! 「ああ、せめて……せめて商品番号を教えてもらえないでしょうか……」と肩を落とす私に、店員さんは「商品番号をメモしてきますね」と言って、奥に引っ込みました。
ああ、なんて優しい店員さん、謝謝……。間もなく、お姉さんが「アッパーハイツ THE BAND」という商品名と商品番号を書いた紙を手渡してくれました。THE BANDっていうのか、あのジャケット……。
店員さん「アッパーハイツの公式サイトなら、まだ在庫が残っているかと思います」
その言葉に勇気づけられ、件のジャケットを検索すると、アッパーハイツを取り扱う「HAUNT」というショップのオンラインストアで販売されていることがわかりました。しかもしかも、20%オフになってるうううううう!!!!!!!!!!