『冒険少年』ヤラセ騒動、Snow Manファン以外軽視!? 「驚かない」の声続出
ナインティナイン・岡村隆史が司会を務めるTBS系バラエティ番組『アイ・アム・冒険少年』のヤラセ報道をきっかけに、レギュラー出演するピン芸人・あばれる君のTwitterへのリプライが「大喜利」の様相となっている。
2014年4月から断続的に放送され、今年4月以降は月曜の午後7時台でレギュラー放送されている『アイ・アム・冒険少年』。今年1月3日には「新春!超・脱出島SP」が4時間にわたり放送され、あばれる君、ハリセンボン、Sexy Zone・菊池風磨が無人島にある物でイカダを作り、脱出するまでのタイムを競い合った。
しかし、9日付のニュースサイト「文春オンライン」では、番組関係者が「度を越えたヤラセ演出」の実態を暴露。さらに、同メディアはあばれる君のロケ現場を取材し、“ヤラセの証拠”としてロケ中の写真を掲載している。
「番組では、あばれる君がひとりでイカダを作り、懸命に漕いで脱出しているかのように映っていましたが、『文春』はイカダを船で牽引する様子を掲載。加えて、イカダの材料はスタッフが島に持ち込み、あばれる君が到着する数日前からサバイバル専門家らが作成していると伝えています」(芸能ライター)
この報道を受け、TBSは同日付の日刊スポーツに対し、「この日は、海が荒れていて、潮の流れも速い危険な場所があったため、船の専門家とも相談しながら、安全な場所にイカダを牽引することがありました」などと説明。今後の放送については「影響はありません」とコメントしている。
「実際、ヤラセがあったか否かは不明ですが、ネット上では『まさかここまでとは思わなかったけど、「脱出島」にヤラセ的な演出がないとは端から思ってない』『TBSだし、ヤラセがあってもまったく驚かない』『バラエティ番組の脱出企画なんて、どこもこんな感じでしょ』などと冷めた声が目立ち、さほど問題視してない印象です。同局は、これまでも『ニンゲン観察バラエティ モニタリング』や『水曜日のダウンタウン』などのヤラセ疑惑がたびたび報じられており、もはや驚かれなくなっているのかもしれません」(同)
現在、あばれる君のTwitterには、一般ユーザーから「ヤラセばれる君」「あばかれる君」「あ、ばれる君が、あ、ばれた君になっちゃいましたね」といったリプライが相次いでおり、炎上というより“大喜利状態”となっている。しかし、そんな中で、報道を“大ごと”として受け止めている印象を受けるのが、Snow Manファンだ。Twitter上には「Snow Manはすごくファン想いなグループだから、たとえ番組側から言われても、そんなことしないと思う!」「Snow Manの回もヤラセだと思われたら嫌だな」といった投稿が相次いでいる。
「20年9月28日の放送回では、Snow Manの向井康二と目黒蓮が無人島からの脱出に初挑戦。イカダの上で船酔いしながらも懸命にゴールを目指す向井の姿が視聴者を感動させました。さらに、昨年12月13日の放送では、Snow Man・岩本照も『脱出島』に挑戦。ゴール手前でリタイアした向井と目黒を投影した“鯉のぼり”をイカダに乗せ、『気持ちひとつにしてゴールしようぜ!』と脱出を目指す姿が、ファンを喜ばせました。この時にヤラセがあったかどうかはわかりませんが、ファンとしは“すべてガチだった”と信じたいでしょうね」(同)
今回、「問題なし」との姿勢を示したTBSだが、一部Snow Manファンの心情は穏やかではなさそうだ。