ラランドから蛙亭へ、ゆうちゃみ、高嶋ちさ子も……テレビマンが明かす「代わりにブレークした」3組
生き馬の目を抜く熾烈な戦いが続く芸能界。「代わりはいくらでもいる」と言われるこの世界で、言葉通りに“交代”になった芸能人がいる。2021年で姿を消したタレントと、代わりに急成長を遂げたタレントをテレビマンに挙げてもらった。
「ギャル枠にいたゆきぽよは、ゆうちゃみにポジションを取って代わられました。ギャル雑誌『egg』(大洋図書)の専属モデルでもあるゆうちゃみは、一昨年のテレビ出演本数はわずか2本だったのが、昨年は140本超え。いまだに出身の大阪在住だそうですが、多忙のあまり月に25日は東京でホテル暮らしをしているそうです。このブレークは、彼女の魅力あってのことと思いますが、ゆきぽよの不在が影響していることも間違いないでしょう」(業界関係者)
ゆきぽよは、ちょうど1年前の2021年1月、自宅で知人男性がコカインを使用して逮捕。自身も家宅捜査と尿検査を受け、その結果、陰性となったが、そこから地上波出演は激減。いまだ復活の兆しすら見えない。
同じく、いつしかバラエティ番組から姿を消したとして名前が挙がったのが、お笑いコンビ・ラランドだ。オンライン決済サービス「LINE Pay」を通じてファンに送金してもらっているニシダと、そんな相方のクズぶりをボヤくサーヤのコンビで人気を博した。
「しかし、昨年後半からラランドは失速。代わってブレークしたのが蛙亭でした。毒舌のイワクラと、ぽっちゃりしてボンヤリした中野周平は、ラランドにも似た男女コンビですが、イワクラが『アメトーーク!』(テレビ朝日系)などでピンで活躍したり、昨年末までオズワルド・伊藤俊介ら男芸人と同居していたなど、さまざまな話題を提供。同年10月『キングオブコント2021』(TBS系)でもトップバッターながら笑いをさらうなど、今後も売れていくものと思われます」(放送作家)
一方で、一度は譲りかけた“椅子”を取り戻した芸能人もいる。ヴァイオリニストの高嶋ちさ子もその一人で、『ザワつく!金曜日』(テレビ朝日系)などレギュラー番組も好調だ。
「これまでは毒舌一本やりのキャラクターで、また心療内科に長年通うことを告白するなど、メンタルにも波がありました。しかし、最近はずいぶんと落ち着き、テレビ向けにムリに振る舞うこともなくなってきたようです。レギュラー番組の視聴率も高水準をキープしていて、大みそか放送の『ザワつく! 大晦日』は第1部(午後6時〜)が世帯12.1%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)、個人7.7%。第2部(午後8時~)が世帯9.3%、個人5.4%を記録し、民放大みそかのゴールデン・プライム帯で初のトップを記録しています」(同)