『必殺仕事人』は「ジャニーズに乗っ取られた」!? King&Prince、なにわ男子の出演に賛否
1月9日、東山紀之主演のスペシャルドラマ『必殺仕事人(2022)』(テレビ朝日系)が放送される。今回は、東山のほかにもジャニーズ事務所所属のタレントが多数出演するが、ネット上では「楽しみ」「出さないで」と賛否両論のようだ。
同作は、1975年から放送されている人気時代劇シリーズ。法で裁けない悪人を、殺し屋「仕事人」たちが制裁するといった内容だ。07年に『必殺仕事人2007』(同)として初めて東山が主演を務め、現在までにスペシャルドラマが11本、連続ドラマとしても09年1月から6月にわたって全22話が放送されている。
「この度、スペシャルドラマの12作目が放送されるわけですが、今回は、不正を落書きによって告発する絵師集団・晩来(ばんくる)が“世直し”を行うストーリー。正体不明のアーティスト・バンクシーをモチーフにしたと思われる晩来の登場に、ネット上では『こういう時事ネタは「必殺」シリーズっぽい』『仕事人と晩来がどう絡むのか楽しみ』などと、期待の声が上がっています」(芸能ライター)
一方で、同作品のキャスティングをめぐっては、批判的な声も集まっているようだ。
「東山が主演を務めるようになった『必殺仕事人2007』から、同シリーズにはジャニーズタレントが多数出演しています。TOKIO・松岡昌宏、Hey!Say!JUMP・知念侑李がレギュラー出演しているほか、過去には関ジャニ∞・大倉忠義、元KAT-TUN・田中聖も登場。さらに、今回はストーリーの中心人物となる晩来のメンバーをKing&Prince・岸優太、なにわ男子・西畑大吾が演じるため、主要キャストはジャニーズタレントで固められた形です」(同)
ネット上では、ジャニーズファンから「このシリーズはよく知らないけど、ジャニーズがいっぱい出るから楽しみ!」「岸&西畑コンビの登場うれしい! 絶対見ます」といった歓喜の声が上がる一方、「ジャニーズばっかりで萎える」「『必殺仕事人』は完全にジャニーズに乗っ取られたな」「なんでもかんでもジャニーズ出さないでほしい」などと批判も多い。
「同じく時代劇でいえば、23年に放送予定のNHK大河ドラマ『どうする家康』でも、ジャニーズの重用が物議を醸しました。主人公の徳川家康は嵐・松本潤、織田信長は元V6・岡田准一が演じることが発表されていますが、一部報道では、松本と懇意にしているジャニーズJr.のメンバーが“バーター出演する”とも伝えられています。このキャスティングについても、ネット上には『これじゃ“ジャニーズ大河”じゃん』『ジャニーズがたくさん出るようなら見ない』といったネガティブな反応が少なくないのです」(同)
とはいえ、2020年6月に放送された『必殺仕事人2020』の世帯平均視聴率は12.4%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と、高視聴率を記録している。ジャニーズ勢は、視聴者を魅了する演技を見せてほしものだ。