コラム
[連載]ヤリチン卒業!! 叶井俊太郎の子育て奮闘記

小6娘がTikTokで知ったドラマ『女王の教室』に夢中! 天海祐希のクレーム対応にオレも思わず見入りましたよ

2021/12/27 19:09
叶井俊太郎(映画プロデューサー)
(C)倉田真由美

 先日、小学6年生の娘ココのお友達がうちに遊びにきました。部屋の中でもマスクしているので、「息苦しいだろうから、部屋の中ではマスクを取っていいよ」と言うと、「親に『どこに行ってもマスクは外すな』と言われているし、自宅でもお風呂と寝る時以外はずっとマスクしてるので大丈夫です」と仰天発言が飛び出した! 家の中でもマスクする子がいるのか……。というか、家の中でもマスクを強要する親に驚きました。

 12月の東京の新型コロナ新規感染者は連日10~40人台。大人は感染予防のためにマスクをつけた方がいいのだろうけど、子どもは感染しても重症化しにくいと言われています。なので、小学校では実質的なマスクを強制しなくてもいいと思うんですよね。いいかげん、“給食はマスクしながら黙食”というのをやめてほしい。友達と会話しないで給食を食べるなんて、かわいそうでしょ! マジで。

 でも「マスクなしでの学校生活で子どもが感染し、それによって親が感染したらどうするんですか!」とクレームをつける一部の親がいるのだろう。だから、学校はマスクを禁止にできない。こういう親からのクレームなんぞ無視するか、「子どもは重症化しないから大丈夫です!」と言い切るか、できないのだろうか。素人のオレは「クレームにビビってたら何もできないじゃん!」と思うのだけど、きっとそんな簡単な話ではないのだろう。クレーム親が教育委員会に告発し、先生は異動などの処分を受けることもある。それがイヤなので、クレーム親にはペコペコするしかない、という流れなんだと思う。世知辛いというか、さみしい話ですよ。

 そんな中、ココが最近TikTokで知ったドラマ『女王の教室』(日本テレビ系)を見たいというので、数年ぶりにTSUTAYAに行ってDVDをレンタルしてきました。2005年のドラマだから、今から16年前ってことか。主演の天海祐希は強権的な鬼教師役、志田未来が生徒役で出演していました。オレはリアルタイムでこのドラマ見てないし、存在も知らなかったが、なかなか面白い! 

 あらすじとしては、小学6年のクラスに鬼教師・阿久津(天海)が赴任してくる。阿久津の徹底した厳しさに生徒たちが反抗するが、阿久津は「歯向かった生徒には罰を与える!」と生徒の話は一切聞かない。ただし、理想論抜きの現実的な考えにより、生徒は自分たちでトラブルの解決策を見つけていくというもの。

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