芸能
2021年10月期ドラマのワースト&ベスト

米倉涼子『ドクターX』1位でも初の20%超えならず、綾野剛『アバランチ』はワースト入りで期待外れか【10月期ドラマ視聴率ランク】

2021/12/25 12:00
サイゾーウーマン編集部

 人気コミック『ラジエーションハウス』(集英社)を原作とし、診療放射線技師と画像診断をする放射線科医の活躍を描く同ドラマ。放送前からネット上では「本田の演技があまりうまくないから、心配……」「翼ちゃん、演技上達してるといいけど」と、ヒロイン・甘春杏を演じる本田翼に懸念の声が相次いでいたが、その評価は最終回が終わってもあまり変わっていない印象だ。

 また、最終回から1週間後の20日、同時間帯で同ドラマの「特別編」が放送されたが、内容は総集編と2022年4月29日に公開予定の 『劇場版 ラジエーションハウス』の宣伝だった。新規撮り下ろしドラマが放送されると思っていた視聴者が多かったようで、放送後には「なにこれ……、総集編と映画の宣伝だけ? 騙された気分」「あたかも新作のようなタイトルだったから、がっかりした」「うっかり見ちゃった1時間を返してほしい」とネット上で大ブーイングが起きた。

綾野剛主演『アバランチ』ワースト3入り

 ワースト3は、放送前に「キャスティングが良いし、面白そう!」「こんな綾野剛が見たかったんだよ!」と期待する声が殺到していたものの、全話平均8.6%と微妙な結果に終わってしまった関西テレビ制作の『アバランチ』(フジテレビ系)。初回こそ10.3%と2ケタを記録したが、以降は7~9%台で1ケタが続いた。

 常識外れのアウトロー集団・アバランチが、悪事を行う者たちの正体を暴き、ネット上に動画をアップロードしていく同作。序盤は「令和版・必殺仕事人」と評されるなど、一話完結の痛快な内容だったが、後半はストーリーが複雑化し、視聴者を驚かせるような仕掛けが目立った。

 そのため、序盤の戦闘シーンが好きだったという視聴者からは「最初は『必殺仕事人』っぽかったけど、最終回は全然仕事せずに終わったし、いろいろ腑に落ちない」「音楽や演出、俳優の演技は素晴らしかったけど、脚本の作りが甘かった」という声も目立つ。「続編の可能性を漂わせる最終回だった」という意見も多いが、今後発表はあるのだろうか。

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