『めざまし8』、芸能リポーターが「聖子さんは丸文字だったが達筆に」秘話に批判噴出! 神田沙也加さん追悼で物議醸す
12月21日、急逝した神田沙也加さんの両親である神田正輝と松田聖子が、愛娘と最後の時間を過ごし、遺体は荼毘に付された。火葬のあと2人は、1分半という短い時間ではあったが、マスコミを前に会見を開催。神田は「今は2人とも話すようなことではないので、しばらくの間、そっとしておいていただけたら」と言葉を残し、去っていった。
22日放送の『めざまし8』(フジテレビ系)ではこの会見を報じたが、視聴者からは報道内容に疑問の声が続出。「テレビって本当に人の不幸も悲劇も食い扶持にするんだね」「芸能リポーターの方が笑みを浮かべて語ってるのが気持ち悪い」「リポーターは、何をうれしそうにベラベラとしゃべってるの?」などと、批判が噴出している。
「『めざまし8』では、会見映像を何度も繰り返し流しただけではなく、沙也加さんの誕生時の映像や小学校の運動会に向かうときの映像、さらに芸能界デビュー後の生前のインタビューを、これでもかと盛り込んでオンエア。さらに、4人の芸能記者・リポーターから親子の秘話を掘り起こすなど、お涙頂戴のオンパレードでした。その結果、CM含めて50分もの時間を費やしたんです」(芸能ライター)
対して『スッキリ』(日本テレビ系)は、スタジオのコメンテーターによるコメントを含めて約12分。また『羽鳥慎一モーニングショー』(テレビ朝日系)は約15分で、スタジオでトークを展開することはなかった。
「まず、『めざまし8』はVTRで無神経なナレーションを連発。『1分29秒の会見で2人が伝えたかった思いとは?』『過去の映像をひもとくと、そこには家族3人の愛にあふれた、数々のエピソードがありました』と、まるで美談のように紹介していました。視聴者からは、『人の死もコンテンツ化してることがよくわかるやり口』『美談にしようとする意思が丸出し』『神田さんの「そっとしておいてください」の意味、わかってないの?』と正気を疑うといったコメントが続出しました」(同)
映像はやがて、今回の訃報を伝えるものから、神田・松田の結婚についての紹介に。その後、スタジオでのトークが展開されたが、芸能リポーター・長谷川まさ子の言動がこの日の放送で最も物議を醸すことになった。長谷川は『ワイドナショー』(フジテレビ系)でもおなじみのベテランリポーターだが、時折、笑顔も見せつつ長年の取材で得た親子の秘話を披露。
その中の一つには、「今、思い出しましたが、沙也加さんの学校の文化祭の行事のときに、『あの大スターの松田聖子さんが焼きそばを焼いている』というようなことも、すごく有名になりましたし、沙也加さんの生まれる前は、聖子さんは丸文字だったんです。これから母親になるのに、これだと恥ずかしいんだということをおっしゃっていて、その後に聖子さんの字を見たらすごく達筆になっていらっしゃったんです」というエピソードもあった。