TOKIO・松岡昌宏、大河ドラマ『どうする家康』主演の嵐・松本潤に「好き勝手にや っていい」とエール
TOKIO・松岡昌宏がパーソナリティを務めるラジオ『松岡昌宏の彩り埼先端』(NACK5)。12月19日の放送では、松岡が2023年放送のNHK大河ドラマ『どうする家康』で主演する嵐・松本潤にエールを贈る場面があった。
放送当日は、1586年に羽柴秀吉が太政大臣に就任し、正親町天皇から「豊臣」姓を下賜された日ということで、松岡は過去に豊臣秀吉を演じた俳優陣を紹介。故・緒形拳さんや西田敏行といったそうそうたる俳優陣の名前を挙げ、96年放送の大河ドラマ『秀吉』で主演した竹中直人にも触れつつ、「ちなみにそこで僕は森蘭丸をやってました(笑)」と、自身も『秀吉』に出演していたことをリスナーにあらためて報告。
続けて「いろんな方がたくさんたくさん……。だからもう、誰々の秀吉、誰々の信長というイメージがあったりすると思うんです」と話しつつ、「あまりにも、『この人の◯◯がすごかったなあ』というのが強すぎて、後々できないというか、『やりにくいなあ』っていう役も出てくると思うんですね。やっぱり比較されちゃうしさ(笑)」と、役を演じる上での苦労を告白。
「たとえば、伊達政宗はやっぱりまだ俺ん中では『独眼竜政宗』! 渡辺謙さんなんですよね、いまだに」と語り、松岡にとっては87年放送の大河ドラマ『独眼竜政宗』で主演した渡辺の印象が強いのだとか。
さらに、「土方歳三さんは近藤正臣さんか、山本耕史くん。これ僕ん中では動かないんで」と、86年放送のスペシャルドラマ『白虎隊』(日本テレビ系)で土方役を演じた近藤や、2004年放送の大河ドラマ『新選組!』に出演した山本についても言及。土方はいつか演じてみたい人物であるとしながら、「山本耕史さんの土方を見たとき、もう『全っ然、無理!』と思ったもんね(笑)。『勝てねえよこんなの』って。すげえうまかったよなあ」と、山本の演技に敗北感を味わったという。
また、松岡は俳優が歴史上の人物を演じるにあたり「好き勝手にやっていいと思うんですよ」ともコメント。「こういう言い方をしたら怒られるかもしれないんですけど、“時代劇”と呼ばれてる以上、“劇”なんだから」とあくまで芝居であると主張し、「(歴史上の人物を)誰ひとり見た人がいないんだから。いいんですよ、自由にやっても」と断言した。
そして最後に、「その人が思う、その脚本家が思う、その監督が思う、その時の家康。ね? のびのびとやってください、松本潤くん(笑)」と、2023年にNHK大河ドラマ『どうする家康』で徳川家康を演じる松本の名前を出しながら、「いろんな家康がいていいんです! 楽しみにしてますよ」とエールを送ったのだった。
この松岡の発言を受け、Twitter上ではリスナーから「確かに、比べちゃいけないけど、忘れられない秀吉とかいるよね」と、松岡の意見に納得する声や、「松岡くん、大河ドラマ出演経験があるからこその松本潤くんへのエールだね」「潤くんの家康どうなるか、楽しみ」と、『どうする家康』への期待も寄せられていた。