『SATC』続編『And Just Like That…』1・2話にファン激怒! 大荒れ展開に……【ネタバレ注意】
1990~00年代に世界中で絶大な支持を得たアメリカドラマ『セックス・アンド・ザ・シティ』(以下、『SATC』)。現地時間12月9日、そのリブート版となるドラマ『And Just Like That…』(以下、『AJLT』)の第1・2話が動画配信サービス「HBO Max」で同時配信された。
ところが、主人公キャリー(サラ・ジェシカ・パーカー)と “ミスター・ビッグ” (クリス・ノース)との恋愛を20年以上応援してきた熱狂的ファンが最も恐れていた展開となり、Twitterには怒りと悲しみのツイートが続々と投稿されている。
テレビドラマとしては実に17年ぶりの続編となる『AJLT』。配信前から多くのファンが注目していたのは、『SATC』終了後に公開された映画版1作目で結婚し、2作目では倦怠期を迎えていたキャリーと、ビッグことジョン・ジェームズ・プレストンの関係の変化だった。
(以下、ネタバレ注意)
第1話の序盤では、キャリーとビッグは幸せな婚姻生活を送っていた。性生活も順調で、週末には2人でニューヨーク郊外のリゾート地ハンプトンにプチ旅行に行く計画も立て、幸せそのもの。
しかし、第1話が終わると同時に、『SATC』全6シーズンを通してキャリーが強く欲していた幸せも、あっさりと終わってしまう。ビッグが死んでしまったのだ。
ビッグは、第1話の終わりまでは健康そのもの。キャリーがシャーロット(クリスティン・デイヴィス)の娘リリーのピアノリサイタルを鑑賞するため外出している間、オンラインフィットネス「Peloton」のエアロバイクエクササイズを行っていたが、その内容が彼には激しすぎて、終了後にシャワーを浴びようとした瞬間、心臓発作に見舞われてしまった。
帰宅したキャリーは、シャワールームに座り込んで意識がもうろうとしているビッグを見てキョトンとするが、すぐにおかしいと気がつき、名前を叫びながら駆け寄り、必死に抱きしめるが、ビッグは息を引き取ってしまう。
第2話では、キャリーとミランダ(シンシア・ニクソン)が会話をする後方で、死者を覆うボディスーツに入れられたビッグが運び出される様子や、喪主となったキャリーが葬儀を気丈に執り行う姿が描かれた。