Hey!Say!JUMP、『紅白』落選&単独ドーム公演ナシでモチベーション低下!? なにわ男子の台頭で来年正念場に
来年デビュー15周年を迎えるHey!Say!JUMPだが、この年末年始の予定に関して、メンバーやスタッフがかなりナーバスになっているという。東京ドームで行われる12月30日の『Johnny’s Festival ~Thank you 2021 Hello 2022~』(以下、ジャニフェス)、31日の『ジャニーズカウントダウン 2021-2022』(以下、カウコン)へ出演するものの、かつて“嵐の後継者”と目されていたJUMPとしては「かなり余裕のあるスケジュールで、本人たちのモチベーションも下がっている」(レコード会社関係者)ようだ。
ジャニーズにとって東京ドームは“聖地”といえるが、コロナ禍以降、ジャニーズ事務所は感染予防対策のためドーム規模での公演を中止。配信での無観客公演や、有観客での開催はアリーナクラスまでの規模に限られていたことから、東京ドームでの有観客コンサート“解禁”をめぐっては、ジャニーズファンから大きな注目が集まっていた。
一方、JUMPは2016年から毎年、『カウコン』が行われる大みそかを除いた年末年始の数日間、東京ドームでコンサートを実施している。
「昨年末はコロナ情勢に鑑みて単独コンサートや『カウコン』の開催はありませんでしたが、新規感染者数が安定的に減少していることもあり、『今年は有観客の単独東京ドーム公演が開催されるのでは?』と期待するJUMPファンも多かったようです。しかし、11月5日に発表されたのは、『ジャニフェス』の開催でした。ジャニーズの東京ドームでの有観客ライブ復活は、所属グループ総勢13組が集結する大掛かりなものになり、これはこれでコロナ以後を見据えた事務所の意気込みが伝わってきます」(芸能ライター)
JUMPといえば、デビュー10周年を迎えた17年には、『NHK紅白歌合戦』に初出場。その後も4年連続で『紅白』の大舞台に立っている。
「単独ドーム公演の準備に加えて『紅白』のリハーサルも加わり、グループにとって1年で最も忙しいのが年末年始となっていたんです。しかし、今年は『紅白』に落選。彼らは現在、アリーナツアー『Fab! -Arena speaks.-』の真っ最中ですが、年内最後の公演は12月12日の愛知公演で、年明け1発目の公演は1月15日の宮城。例年と比べ、スケジュールにはゆとりがありますが、メンバーたちは内心悔しい思いをしているのではないでしょうか」(前出・関係者)
なお、新グループの台頭もあって、さらにJUMPの勢いは失速していくとみられているようだ。
「今年デビューしたなにわ男子は、所属レーベルがJUMPと同じJ Storm。来年からは、さらにJUMPの活躍の場が減ってもおかしくない状況です。今年は岡本圭人のグループ脱退、また山田涼介には退所説が出回るなど、ただでさえ不穏な状況が続いていただけに、来年こそ“正念場”となるかもしれません」(同)
現在ジャニーズグループでは、KinKi Kidsの堂本光一が、『ジャニフェス』や単独公演の開催をめぐって事務所への不信感をあらわにしていたことから、良くも悪くも注目を浴びている。 KinKi Kidsは事務所サイドと話し合いや調整を重ね、1月1日の東京ドーム公演の開催が決定したが、結果的にJUMPはドームから遠ざかってしまうことに。
さまざまな逆風が吹き荒れる中、果たしてJUMPはいつ単独で東京ドームに復帰できるだろうか。