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アレック・ボールドウィン、2人死傷した銃暴発事故で「引き金を引いていない」「誰かが実弾を装填した」と主張
2021/12/03 21:41
インタビューを行ったベテランニュースキャスターのジョージ・ステファノプロスは、同局の朝の報道バラエティ番組『グッド・モーニング・アメリカ』で、今回のインタビューについて、「ABCでこの20年間、何千ものインタビューを行ってきたが、こんなに緊迫したインタビューは初めてだった」「アレックはとても率直に質問に答えてくれた。(亡くなった)ハリーナ・ハッチンズについても語ってくれた。事故についてもね。正直、驚きました」と語り、ぜひ本編を見てほしいと訴えていた。
11月、俳優ジョージ・クルーニーは出演したポッドキャストで、事故の原因について「予算削減のために未経験の武器担当者を雇ったことにある」と批判。さらに、「自分は銃を手渡されるたびに必ず中身を確認する。銃口を向ける相手や周囲のスタッフにも中身を見せ、確認した上で撮影を行う」と語っていたが、今回のアレックのインタビューではジョージの一連の発言についても触れられていた。
ハリーナの父親は、「娘の死の責任はアレックにはない。小道具である銃を管理する人間に責任があると思う」と断言しているが、事故直後ハリーナを介抱したスタッフはアレックや武器担当者、助監督、プロダクションらを相手どり「精神的苦痛に悩ませられるようになり仕事ができなくなった」と訴訟を起こしている。
アレックへのインタビューは、日本時間3日に放送される予定。警察の捜査が続く中でどこまで事故について語るのか、特に引き金を引かずにどのように銃が暴発したのかについて、遺族や関係者が納得のいく説明をするのか、注目が集まっている。
最終更新:2021/12/03 21:41