『サンデーモーニング』張本勲氏の卒業は「当然」? 「番組が潮時」と指摘も
11月28日に放送された情報番組『サンデーモーニング』(TBS系)。今回、レギュラー出演者で野球解説者の張本勲氏の“卒業”が発表され、ネット上で波紋を呼んでいる。
同番組のスポーツコーナー「週刊御意見番」の最後に、MCの関口宏が「張本さんから、テレビをご覧の皆さまにちょっとお話がございます」と発言。続けて、張本氏は「関口さん、私の都合でシニア人生、ゆっくり過ごしたいんですよ。したがって、この番組のレギュラーを今年いっぱいで卒業します」と明かした。
「しかし張本氏は『来年はね、節目で出てきますから。また番組でお会いできると思います』とも発言しており、今後は不定期出演になるようです。とはいえ、レギュラー出演は今月で終了とのことで『長い間大変ありがとうございました。特に、TBSには大変感謝しております』と謝辞を述べる張本氏を、関口は『ちょっと寂しいお話』と惜しんでいました」(芸能ライター)
一方、ネット上では「あれだけ失言が多かったわけだし、当然だと思う」「むしろ“やっと降板した”って感じ」など、張本氏に対して冷ややかな声が多い。というのも、同番組での発言はたびたび物議を醸しており、最近では、東京五輪の女子ボクシングに関する発言で大炎上していた。
「8月8日の放送にて、東京五輪で女子ボクシング・フェザー級の入江聖奈選手が金メダルを獲得したことを伝える中で、張本氏は『嫁入り前のお嬢ちゃんが顔を殴り合ってね。こんな競技、好きな人がいるんだ』と発言。ネット上で批判の声が噴出しただけでなく、日本ボクシング連盟がTBSに抗議文を提出するなど、大問題となりました。張本氏は『シニア人生ゆっくり過ごしたい』と卒業理由を語っていましたが、ネットユーザーの間では、この件が降板につながったと見る向きもあります」(同)
一方で、「張本さんが降板するだけじゃダメだと思う」「そもそも『サンデーモーニング』自体が潮時でしょ」といった視聴者の声も少なくない。
「張本氏の陰に隠れていますが、番組MC・関口の発言も批判を浴びることがあります。例えば9月12日の放送では、東京で新型コロナウイルスの新規感染者数が減少していることについて、『これはいいんでしょうか?』と疑問を口にしたため、ネット上に『感染者が減ったことの何が不満なの?』『結局、誰かにイチャモンつけたいだけだろ』といった声が寄せられ、不信感を抱く視聴者もいるようです」(同)
とはいえ、世帯平均視聴率を見ると、11月28日の放送は13.9%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と好調。張本氏の卒業は、この数字に影響を与えるだろうか?