セリアのプラダン、100均マステ、ラップでOK! 整理収納のプロが教える「汚れない家」にする10のコツ
いよいよ、2021年も残り5日! ここもあそこも、まだ掃除できていない場所がたくさんあるー! と焦ってる人もいるのでは? しかし、そもそも「汚れ」がなければ大掃除の必要もないはず。汚れがつかないようにすれば、大掃除から解放されるかもしれません。
そこで、整理収納アドバイザー1級の伊藤まきさんが、部屋に汚れが溜まらないちょっとしたコツを伝授! これらコツを仕込んでおけば、来年は大掃除と無縁かも? 昨年の年末に紹介した内容にプラスアルファして、最新版をお届けします!
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年末に大掃除を迎えると、「もう汚さないぞ」「散らかさないぞ」と強く思いますよね。その決意、少しの「工夫」で叶います。頑固な汚れを落とした後こそ、「汚れを溜めない家」に変わるチャンス。その「工夫」を前編と後編の2回に分けて、お届けします。
[工夫1]コンロ周りの油汚れに、100均の油汚れシート!
ガスコンロ周りの汚れを落とした後は、100均の「汚れ防止シート」で油汚れをブロック。便利な2層タイプのシートは、100均で。長くブロックしたい場合は、ホームセンターの3層タイプもあり。ほか、レンジフードや冷蔵庫周りなど表面がツルツルした場所に使えます。長く放置しすぎると、接着部分に溜まる汚れが頑固になるので注意。
[工夫2]冷蔵庫上や本棚の上は「サランラップ」で、埃をキャッチ
冷蔵庫の上に、サランラップ(放熱スペースは避けて)を敷いて埃をブロック。ラップがしにくい場合は、マスカー(養生テープ)や100均のテーブルクロスも簡単です。冷蔵庫内は、防水タイプのシート類を。
ちなみに調味料の下には新聞紙を敷いて「汚れガード」をすることで、次の掃除が格段に楽になります。
バージョンアップ! ホームセンターの透明ビニールシートも◎
冷蔵庫の買い替えをきっかけに、サランラップから「透明ビニールシート」に切り替えました。大型のホームセンターなら、お好みの厚み・長さから選べます。埃が積もったなと感じたら、水で洗い流すだけ。簡単です。
[工夫3]「油ハネ」対策にアルミホイル(コンロ、魚焼きグリル)
コンロ周りの汚れを落としたら、油ハネ対策。100均の「油ハネガード」はもちろん、「排気口カバー」「コンロカバー」「フレームカバー」「IHマット」などの種類が揃います。
でも、それらアイテムを置いておく場所の確保や予算が必要。そんな時は、アルミホイルの出番です。
アルミホイルはコスパが良く惜しみなく使えるのがうれしい半面、安心しすぎて付けっぱなしになることも。鉄に付いた汚れは「熱いうちに落とす」と簡単なので、使い終わったらすぐ掃除できるように、厚手のタオルと油汚れマジックリンをスタンバイしておくのもおすすめ。