月9『ラジエーションハウスII』第8話に不自然な展開!? 視聴者が疑問持ったワケ
窪田正孝主演の「月9」ドラマ『ラジエーションハウスII 〜放射線科の診断レポート〜』(フジテレビ系)。11月23日放送の第8話では、視聴者から「不自然」だと指摘される展開があった。
主人公・五十嵐唯織(窪田)が勤める甘春総合病院に、3カ月前から急にふらつくようになったという女子高生・花倉乃愛(吉川愛)が訪れ、放射線技師・広瀬裕乃(広瀬アリス)がMRI検査を実施。その際、花倉は下腹部を気にして押さえる様子を見せていた。
「五十嵐は花倉の妊娠を疑ったものの、本人は否定。一方で、花倉は白髪交じりのグレーヘアを隠すために、日頃からロングヘアのウイッグを着用していたことが発覚したのです」(芸能ライター)
その後の検査で花倉は、骨密度が極端に低い「骨粗鬆症」だと判明。下腹部が出ている体形を気にして、無理なダイエットをしたことが原因だったため、医師の天春杏(本田翼)はダイエットをやめるように告げた。
「しかし、花倉は以前よりアイドルに憧れており、公開オーディションを受けるためのダイエットだったと広瀬に告白。自身の妹である美桜(安藤ニコ)も同じオーディションを受けたところ、ネット上で“妹の劣化版”などと批判されたため、ダイエットを続けたいと語ったのでした」(同)
その後、広瀬の説得により検査を受けた花倉は、卵巣に「セルトリ・ライディッヒ腫瘍」があることが判明し、摘出手術を行うことに。下腹部が出ていたのは太っているからではなく、この腫瘍が原因だったのだ。
ネット上では、視聴者から「こういう内容はいい啓発になると思うので、どんどんやってほしい」「無理なダイエットの危険性はもっと知られるべき」「病院での検査が大事なんだと改めて感じた」などと、内容を評価する声が多く上がった。
その一方で、「親の承諾なしで手術した? 不自然な展開だね」「未成年が保護者の許可なしに手術できるように見えるのはちょっと……何かしら説明が欲しかった」など、作中に一度も花倉の保護者にあたる人物が登場せず、さらにその説明もなかったことについて、疑問の声も上がっていた。
「同作品では、今月1日に放送された第5話でも、視聴者からツッコミが寄せられました。この時は、第1シーズンで7人だった放射線医師が、今シーズンでは8人に増員したにもかかわらず、1人リストラするように命じられる……といった展開で、ネット上では『なんで増員したの?』『最初から増やさなきゃいいだけ。理解に苦しむ』など、あきれた感想が出ていました」(同)
大筋の流れは評価が高い一方、詰めの甘さが目立つ『ラジエーションハウスII』。せめて「不自然」な展開だけは避けてほしいものだ。