「忘年会やろう」飲み会好きのママ友からのお誘いLINEに困惑! どう返信すべき?
飲み会の参加に消極的な奈津子さんだが、緊急事態宣言が解除されてから、仲が良いママ友とランチに出かけたそう。
「この前、2年ぶりくらいにママ友とランチをしました。感染予防対策で食事するとき以外はずっとマスクを着けながら話していたんですが、3人という少人数だったし、みんな飲みに行ったりするタイプでもないので安心でした」
奈津子さんは、「ママ友の中には価値観が違う人もいるので、大勢で集まるのはなるべく避けたい」とも語る。
「うちはコロナが流行してから、なるべく外食は控えて、デリバリーを利用しています。もちろん、旅行にはもう2年ほど行っていません。子どもの立場に立つと、かわいそうだなと思う時もあります。でも中には、学校を休ませてまで旅行に行ったり、ディズニーランドのような人が集まる場所に出かけている家庭もあるんです。その話を学校で友達から聞いてきた娘に、『うちは行かない』って言っても、なかなかわかってくれないんですよね。ママ友から『●●に出かけたよ』という報告LINEがグループチャットに届くとモヤモヤするし、正直、どう反応してよいのかわかりません」
危機意識のないママに違和感
奈津子さんは、政府から明確なガイドラインが出ていないことも、飲み会参加の判断に困る原因だという。
「あるママ友からは、緊急事態宣言中も営業していた飲食店について『混んでいたよ』と送られてきて、違和感を覚えました。“これまで飲みに出かけても感染しなかったから大丈夫”と、危機意識がないんです。我が家はずっと気をつけて生活してきたし、ここで気を緩めたくない……。まだ子どもはワクチンを接種できていないし、仲のいいママ友との飲み会でも躊躇してしまいます」
少しずつ、解禁されつつある職場や友人との飲み会。現在のところ、政府からは飲酒を伴う会食時のルールが明確化されていないため、悩んでしまう人も多いだろう。ママ友とのつながりは、一種のコミュニティでもある。お互いを尊重して、参加も欠席も寛容になれるような付き合いを心がけたい。