声優事務所「プロ・フィット」の閉鎖にウラに「スタッフの内紛」あった!? 新会社設立の岡本信彦の“素顔”を関係者が激白
大ヒットアニメ『鬼滅の刃』(TOKYO MX,フジテレビ系ほか)竈門禰?豆子役の鬼頭明里や、『僕のヒーローアカデミア』(日本テレビ系)の爆豪勝己役などで知られる岡本信彦ら多くの人気声優が所属する声優事務所プロ・フィットが、プロダクション業務を来年3月末で閉鎖することを発表した。所属声優をめぐっては、来年3月末までに「100%の移籍・独立を完遂したい」と目標を掲げている。
11月4日に事務所公式サイトで公開された文書では、代表取締役の谷村誠氏が「プロダクションの根幹たる『責任あるマネジメント』を近い将来、所属声優に行う事が出来なくなってしまう為」と事務所の閉鎖理由を説明。
また、「責任あるマネジメントが出来る状況の内に『所属声優』 また『スタッフ』全員に対してシッカリした引継をする為に、 今回の『閉鎖』と言う決断をしたこと、 また全ての責任は代表である私にあり、今までプロ・ フィットを支えてくれた『所属声優』『スタッフ』 には全く非が無い」ともつづっていることから、ネット上では「金銭的な経営難だったのかな」「マネージャーが大量に離脱したのでは?」と、さまざまな臆測が広がっている。
そんな同社について、業界関係者は以下のように話す。
「代表の谷村氏は、もともと声優を目指していただけに、声優の立場もよく理解していたようです。自ら立ち上げたプロ・フィットには相当な思い入れがあり、マネジメントに対する想いも人一倍強かったのでしょう。きちんと所属声優やスタッフの移籍や独立をサポートすると明言していることからも、誠実な対応ぶりがうかがえます」(声優業界関係者)
一方で、谷村氏は文書の中で「今後数年間、 責任のあるマネジメントを行うには厳しい状況にマネジメント事業部が陥ってしまう事が確実になり」と、部署名を限定してコメントしているため、スタッフ間でなんらかのトラブルが起きたと推測されるが……。
「事務所対スタッフやマネージャーとの内紛は、多かれ少なかれ声優事務所では『よくあること』です。しかし、来年3月の事務所閉鎖までに所属声優全員を移籍・独立させた上で事務所を畳むというのですから、谷村氏の所属タレントへの愛情は、並大抵のものではありません。ウラを返せば、それだけ大事にしていたタレントを手放さなくてはならないほどの重大な問題が発生したということでしょう」(同)