高杉真宙、前事務所・スウィートパワーから“圧力”はナシ!? 後輩・岡田健史の“独立裁判”騒動が好影響か
今年4月に芸能事務所・スウィートパワーから独立し、個人事務所・POSTERSを設立した高杉真宙。現在放送中の連続ドラマ『婚姻届に判を捺しただけですが』(TBS系、以下『ハンオシ』)に出演しているが、業界内では「独立後の仕事状況に、困惑の声が上がっている」(スポーツ紙記者)ようだ。
「高杉の退所は、昨年11月16日にスウィートパワーの公式サイトで発表されました。翌17日発売の『女性自身』(光文社)によると、高杉は事務所に対して『アイドル的な役者と僕は違います』などと主張し、すでに内定していたというNHK連続テレビ小説『おかえりモネ』の出演を辞退したとか。ネット上には『決まっていた仕事すらナシにして辞めるなんて無責任』といった批判のほか、『ほかにも何かトラブルがあったのでは?』との臆測も上がっていました」(芸能ライター)
実際に業界内でも、高杉とスウィートパワーは“揉めている”とみられていたそう。
「『女性自身』の報道をめぐっては、高杉を“悪者扱い”するため、『事務所側がネガティブな情報をリークしたのでは』という疑惑も一部でささやかれていました。一方で高杉も、スウィートパワー側が独立を快く思っていないことは承知していたらしく、圧力を受けることを想定して周囲に退所後の活動について相談していたといいます。特に気にしていたのが、『名前を使えなくなること』だったそう。スウィートパワーのタレントは基本的に、退所後は芸名を変更する……というのが通例だったため、『高杉真宙』の名前を捨てなくてはならないのかと心配していたようです」(前出・スポーツ紙記者)
しかし結局、今春の独立後もこれまで通りの芸名で活動を継続しており、心配事は杞憂に終わったようだ。7月期放送の連ドラ『ホメられたい僕の妄想ごはん』(BSテレ東)で主演し、今期は民放ゴールデン・プライム帯の連ドラ『ハンオシ』にもキャスティングされている。
「高杉の独立が報じられた当初、スウィートパワーとトラブルになっていたのは明らかですが、いざフタを開けてみれば古巣からの“圧力”は感じられないため、メディア関係者も『古巣に忖度せずに起用してもいいのか?』と状況に戸惑っているようです。事務所を退所するまでに話し合いがうまくいったのか、あるいは、高杉の元後輩である岡田健史の独立騒動が何らかの影響をもたらしたのか……」(同)
岡田は今年5月18日発売の『女性自身』で、スウィートパワーを相手に契約の解除を求める訴訟を起こしていたことが判明した。さらに、6月22日発売の同誌では、岡田が独立後は本名で活動することを希望していると報道。
その後、8月31日にはスウィートパワーが公式サイト上で「本日、和解をもって円満に解決」と発表し、あわせて、「当初の契約期間どおり2023年3月31日まで」は独立せずに同事務所で「『岡田健史』として活動」することも報告された。
「表面上は“和解”したといっても、実質的には岡田が“敗訴”したようなもの。ただ、高杉からすれば、岡田の裁判騒動でスウィートパワー内がバタついたおかげで、過剰に執着されずに済んだのかもしれません」(同)
大手プロから独立するも、実質“ノーダメージ”のように思える高杉だが、果たして岡田もその後に続けるだろうか。