月9『ラジエーションハウスII』第5話、視聴率11.1%と好調も「理解できない」「ネタ切れ」エピソードに視聴者不満!
窪田正孝主演の「月9」ドラマ『ラジエーションハウスII 〜放射線科の診断レポート〜』(フジテレビ系)の第5話が、11月1日に放送された。平均世帯視聴率は11.1%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と好調だが、その展開については「理解できない」などと不満の声が上がった。
甘春総合病院に勤める天才放射線技師・五十嵐唯織(窪田)の活躍を中心に、同病院で働く人たちの姿を描いた同作。第5話では、院長の灰島将人(高嶋政宏)が、放射線技師長である小野寺俊夫(遠藤憲一)に、人件費削減のため放射線技師を1人リストラするよう命じる。小野寺がこれを拒否したところ、灰島は代わりに、金持ちをターゲットにした“プレミアム人間ドック”を導入し、病院の売上を伸ばすよう指示する……といった内容だった。
「その後、小野寺はリストラの件を伏せつつ、すでにプレミアム人間ドッグを実施しているクリニックへの“見学旅行”を放射線技師たちに提案。小野寺と五十嵐のほか、広瀬裕乃(広瀬アリス)、田中福男(八嶋智人)、放射線科医の甘春杏(本田翼)が参加しました。そんな中、施設内の露天風呂で人が倒れるというトラブルが発生するも、クリニックはプレミアム人間ドックの受診者を優先するため、治療はできないと拒否したんです」(芸能ライター)
こうした事案を目の当たりにして、広瀬は甘春総合病院でも同じことが起こるのではないかと懸念。しかし、小野寺はエコー検査の代わりに、検査料金が高いCT検査に変えるように指示するなど、金に執着する姿が目立つようになった。
「技師たちは小野寺に不満を爆発させ、険悪な雰囲気に。結果的に、プレミアム人間ドックの導入は見送られましたが、視聴者からは『第2シーズンで人員増やしたのに、もうリストラするの?』『人を増やしといてリストラするって、展開が理解できない』といったツッコミが続出。というのも、第1シーズンでは7人だった放射線技師が、第2シーズンでは8人に増えているため、そもそも1人増やさなければリストラも必要なかったわけです」(同)
さらに、ネット上では「無理やりエピソードを作ってる感じがする。ネタ切れなら、続編やらなくていいのに」「第1シーズンは毎回ワクワクしながら見てたけど、第2シーズンはそんな気持ちが湧いてこないなあ」「第2シーズンになってから、“医療ドラマ感”がない。期待してただけに残念」など、前シーズンと比べて不満を漏らす人も見受けられる。
数字の面では好調を維持している『ラジエーションハウスII』だが、今回のように「ネタ切れ」感が出てしまうと、視聴率が急落する可能性もゼロではないだろう。