RIP SLYME、“グループ内不和”は「事務所の対応」が影響? SUの不倫報道時も「担当者不在で沈黙」の過去
つまり、グループが活動休止を発表した18年10月の時点で、すでにPESは脱退していたことになる。
「今月になってPESが脱退を報告すると同時に、現メンバーとの関係性悪化を匂わせたことで、ネット上のファンに衝撃が走りました。ただ、『PESくんの様子がおかしいとは思ってた』『PESくんが孤立している気がして心配してた』とグループ内の不和を感じ取っていた人も多いようで、『PESはイジメを受けていたのではないか』『ずっと3人に振り回されていたのかな。PESくんかわいそう』と同情の声も多く寄せられています」(同)
こうして再び世間を騒がせることになったRIP SLYMEだが、その背景には“事務所の対応”も関係しているようだ。
「SUの不倫が報じられた際、彼らが所属する田辺エージェンシーに連絡しても、『担当者不在』で沈黙を貫き、仕方なく所属レコード会社のワーナーミュージック・ジャパンに問い合わせたところ、『何が起こっているのかさえわからない』といった具合で事態を把握しておらず、まったく埒が明きませんでした。この時に事務所がきちんと対応し、グループにしっかり向き合っていれば、メンバー間の亀裂を大きくすることはなかったかもしれません」(スポーツ紙記者)
なお、事務所の対応は、業界内でもかねてから問題視されていたという。
「田辺エージェンシーは“マスコミ対応しない事務所”として有名で、今年4月に有吉弘行と結婚し、9月をもって芸能界を引退したフリーアナウンサー・夏目三久をめぐっても、16年に交際・妊娠報道が出た際にきちんと対応しなかったせいで、交際期間や結婚に至った時系列など、かえって“謎”を残すことになりました。今回、PESの脱退についても、公表までに時間がかかったことで、いつまでたってもメンバー間の“しこり”が解消されず、ファンに余計な期待をさせたり、不信感を抱かせることになってしまった」(同)
事務所には頼れない以上、メンバー同士で解決するほかないようだが、彼らの関係修復は、もう望めないのだろうか。