KinKi Kids・堂本光一、V6の解散は「寂しいな」と吐露……「うらやましい」と感じていたことも告白
KinKi Kidsの冠ラジオ番組『KinKi Kidsどんなもんヤ!』(文化放送)。11月1日深夜放送回には堂本光一が登場し、同日に解散したV6について言及した。
番組冒頭で取り上げられたのは、「V6の解散が決まってから、V6の曲を聞く機会が増えました。光一くんの好きな曲はなんですか?」というリスナーからのメール。光一はまず、「この放送日、11月1日の夜のコンサートで解散になるということになるんですよね」と感慨深そうにつぶやき、V6について語り出した。
「これ、ずっと言い続けてますけど」と前置きした光一は、「TOKIO、V6、KinKi Kidsっていうのは、ずっとこう、いろんなことを一緒に時間とか共にしてきたっていう、そういう感覚があるんでね。そういった意味では寂しいなっていう思いは、やっぱありますよね」と、V6がいなくなってしまうことへの率直な胸の内を告白。
KinKi KidsにとってV6、特に20th Century(以下、トニセン)は年上ではあるものの、結成はKinKi Kidsのほうが先という関係性で、ジャニーズJr.時代には、歌番組などでトニセンがKinKi Kidsの後ろで踊っていたこともある。また、デビュー後には阪神淡路大震災へのチャリティー活動の一環として結成された「J-FRIENDS」でも、KinKi Kids、V6、TOKIOの3組は共に活動を展開。「いろんなことを一緒に時間とか共にしてきた」との言葉は、こうした時代への思いもあるのだろう。
また、V6で好きな曲については「なんでしょうね」と迷いつつ、「そんなに多くを知ってるわけではないんですが、それこそ昔の、まだデビューして間もないころだったんじゃないかな? 『TAKE ME HIGHER』(1996年)とか」と告白。「俺らなんかは、ああいう曲調がまったくなかったのよ、逆に」と、KinKi Kidsにはないジャンルの楽曲だとか。
「V6はユーロビートだったりテクノっぽかったり、そういう感じのテンポの速い、強い曲が多かったんだよね」と説明し、「それに比べて俺らは、そういう曲が全然なくて、うらやましいなという思いで感じてましたね」と当時を振り返り、「ダンスも激しかったしね、V6。そういう思いもあります」と感慨深そうに語っていたのだった。
V6の解散コンサートのあとにオンエアされた今回の放送。リスナーからは、「戦友がいなくなるのは寂しいだろうな」「やっぱり3組は特別な仲だと感じる」「光一くん、V6に思うことたくさんあるよね。話してくれてありがとう」といった声が寄せられていた。