沢口靖子『科捜研の女』に突然の終了報道! テレ朝公式Twitterに悲痛の声集まる「どうにか存続して」
沢口靖子主演の連続ドラマシリーズ『科捜研の女』(テレビ朝日系)が現在放送中の“シーズン21”でいったん終了すると複数のメディアが報じ、ネット上では同作ファンから反発の声が相次いでいる。
沢口演じる京都府警科学捜査研究所の法医研究員・榊マリコが、専門知識や最新技術を武器に難事件の真相解明に挑む姿を描いた同シリーズだが、10月21日発売の「女性セブン」(小学館)は、局関係者の証言として、同作が今シーズンで終了するとスクープ。同作が放送されている木曜午後8時台の「木曜ミステリー」枠自体がなくなるといい、沢口の知人によると、同作に思い入れの強い沢口は「相当なショック」を受けているはずだとか。また、同誌はテレビ朝日が沢口と若手出演者を組み合わせた『NEO科捜研の女』の制作を検討しているとも報じた。
さらに、「セブン」の発売同日、ニュースサイト「文春オンライン」は、同ドラマ枠は来年7月期を最後に終了すると報道。加えて、『NEO科捜研の女』の制作や、来年秋から火曜午後9時台に新設されるドラマ枠で『科捜研の女』を“一度”放送する案が浮上していると伝えている。
同シリーズは、1999年放送のシーズン1、2000年放送のシーズン2こそ全話世帯平均視聴率9%台(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)とイマイチだったが、シーズン3以降は全話平均2ケタ台が定着。近年も11~12%台と安定しており、今年9月3日から公開されている『科捜研の女 -劇場版-』は、全国の映画館動員ランキング(興行通信社調べ)において、公開から4週連続でトップ10入りを果たした。
「『セブン』も『文春』も、同シリーズ終了の一因として、テレ朝が視聴者層の若返りを図っている点を挙げています。確かに現在、テレ朝に限らず、各局が視聴者の若返りを目指しており、若者向けドラマの制作に力を入れている。これについては、『若者向けの番組を作っても、若者はテレビ自体を見ないのでは』『若者のテレビ離れを食い止めるより、テレビ好きの世代を大切にするべき』と、ネット上でも賛否が分かれています」(芸能ライター)
『科捜研の女』の視聴率は、同局の人気シリーズで20%超えを連発している『ドクター X~外科医・大門未知子~』ほどの爆発力はないものの、約20年も安定した視聴率を誇っている。そのため、今回の報道を受け、ネット上ではドラマファンから悲鳴にも似た声が続出している状況だ。
「『科捜研の女』の公式Twitterには、『科捜研の女、終わりにしないでください』『信じられない気持ちです。時間帯が変わってもいいので、放送続けてくださることを切に願います』『寂しすぎるやないですか。どうにか存続してもらえないもんだろうか』などの要望が集まっており、ファンの熱意がうかがえます。長年愛され続けてきた作品だけに、もし『NEO科捜研の女』が始まるとしたら、新キャストには相当なプレッシャーがかかるのでは」(同)
突然の終了報道に、多くのファンが動揺を隠しきれない様子だが、まずはテレ朝による公式発表を待ちたい。