女性アイドルグループ・スリジエ、「キャバクラ勤務」の未成年メンバー脱退! 「解雇理由の公表」めぐり賛否
その一方で、「理由はぼかすなりできなかったのですか? まだ未成年の子ですから、更正できるように理由は伏せるべきでは」「未成年者への元メンバーさんへの配慮が足りなさすぎます」「まだ18歳の女の子に対してあまりにも感情的な文面に感じます」と山本に同情的な声も見られる。
「AKB48グループや坂道シリーズのようなメジャーグループではありえませんが、地下アイドルの運営サイドが、メンバーの解雇理由を公表するケースは珍しくない。ネット上ではそうした運営の対応を『ファンを大切にしている』『ファンにはメンバーが辞めた理由を知る権利がある』と肯定するアイドルファンがいる一方で、『感情的になりすぎ』『責任をメンバーに押し付けすぎでは』と疑問視する意見も上がっています」(同)
今回と似たような騒動では、19年11月に、当時キングレコードからメジャーデビューしたばかりの2.5次元コスプレユニット「愛夢GLTOKYO」の所属事務所が、元メンバー・Aの脱退理由を発表。そのハードな内容がアイドルファンの間で話題を呼んだ。
「同10月にAの脱退が発表され、翌月にAが個人Twitterで“ライブ当日に精神疾患の症状が出たため、出演が厳しい旨を事務所の社長に伝えたところ、脱退を宣告された”“後に病院で『適応障害』などの診断を受けるも、事務所に『よくあること』と診断書の受け取りを拒否された”と脱退理由を説明。これを受け、事務所側はTwitter上で、Aが事務所スタッフと不適切な関係になっていたことや、『弊社タレント及びスタッフに執拗に何度も勧誘を行い、購入させられた者もいます』などと、Aがマルチ商法及び宗教の勧誘行為を行っていたと暴露。さらに、タレントから受けた相談として『「携帯の名義貸し」をさせてギャラを払うなどの商売及び斡旋をしている』とも公表しました。真相は不明ですが、当時この解雇理由を知り、ショックを受けるファンも見られました」(同)
元メンバーと運営が揉めた揚げ句、裁判沙汰などに発展してしまうことも少なくないアイドル業界。クビの理由を明かすべきか否か、アイドルファンの間でも意見が分かれるようだ。