カイリー・ジェンナーの水着ブランド、「縫製が雑」「シースルーが本当に透ける」と作りのひどさで炎上
立ち上げたコスメブランドが大当たりし、21歳で億万長者になったカイリー・ジェンナー(24)。彼女は、9月17日に水着ライン「カイリー・スウィム(Kylie Swim)」を発売した。
以前からインスタグラムに大量の水着着用写真を投稿するなど、水着が大好きなカイリーが手がけることから、大ヒット間違いなしとみられていた「カイリー・スウィム」。カイリー自身、現在第二子妊娠中であることから、今後は妊婦でもセクシーな気分になれる水着がラインナップに追加されるのではとの期待も集まっていた。
しかし、今週初めにYouTubeで127万のチャンネル登録者数を誇る人気ブロガーのブリアナ・レネがTikTokに投稿した「カイリー・スウィム」レビュー動画で、「子どもに縫わせたのかと思うほどひどい縫製」「シースルーのような布を透かすと、さらに薄い部分がある」「モデルのようにきちんと体をカバーできない」と暴露。広告に偽りのある商品だと批判した。
「(カイリーの娘)ストーミーが作った超スペシャル版に当たったんじゃない?」という閲覧者からのブラックジョークコメントに、ブリアナは爆笑。続けて「水着を着た全身写真を投稿したんだけど、TikTokに削除されちゃって。露出が多すぎるからって」と嘆いた。
ブリアナは、複数の水着を500ドル(日本円で約5万5,000円)分ほど購入したそうだが、どれも実用的ではないとのこと。あまりにキツすぎて「アソコが言葉通り盛り上がっちゃって」と説明しており、購入した水着を着用した全身写真をTikTokにアップしても、下半身が卑猥だと判断され、削除されたようである。
TikTokのフォロワーは56万を超える程度のブリアナだが、YouTubeやインスタグラムで名が知られていることから、このレビュー投稿はたちまち拡散。
そしてほかにも「アンダーヘアはワックスやレーザーで完璧に脱毛しておかないとダメ。少しでも残してたら、ハミ毛しちゃうわよ」「布が薄いから、水に濡れたら終わりだわね」などのコメントがつき、「1着60〜80ドルとそれほど安い値段じゃないのに、あまりにもクオリティが低すぎ」と怒りの声が続出。
「カイリー・スウィム」のインスタグラム公式アカウントにも、「映える写真を撮るため専用の水着よね。実用的じゃない」「これ着て海に入ったら終わりよ。激しい動きもだめ。海辺で寝そべってセルフィー撮ることに徹するしかない」「ビッグサイズの女の子たちには、とても着られない」といった批判コメントが書き込まれている。
エロかっこよく、購買意欲をくすぐる「カイリー・コスメティックス」の広告とは異なり、「カイリー・スウィム」はモデルを下から、後ろから、遠くから撮影したものが多い。そのため「商品のイメージがつかみにくい」「広告に金かけなさすぎ」という辛口コメントも多かった。
そんなカイリーだが、モデルをしている姉ケンダル・ジェンナーと2013年に一緒に立ち上げたクロージングブランド「Kendall+Kylie」からも、イギリスの流行に敏感な若者向けブランド「TOPSHOP」とコラボした水着コレクションを16年にリリース。その翌年には、ネットショップの「Revolve Clothing」で「Kendall+Kylie」新作水着ラインを発売。1980年代の水着にインスピレーションを受けたというコレクションは、気品とセクシーさと遊び心を併せ持っていると好評だった。
昨年は人気水着ブランド「レイナ オルガ」のトムボーイ風セクシーツーピースを着用するなど、水着トレンドには敏感。ファッションアイコンとして影響力も持っていたカイリーだけに、「カイリー・スウィム」のチープで雑な作りには落胆するファンが多いようだ。