コラム
【連載】堀江宏樹に聞く! 日本の“アウト”皇室史!!
月収20万円のサラリーマンに嫁いだ皇女、「週3」で東京プリンスホテルに勤務!? 結婚10年目の知られざる「所得事情」
2021/10/16 17:00
堀江 島津さんが芝税務署に申告した「所得」は「527万円」にハネあがっています。所得=手取り額といえるでしょう。日本銀行によると「昭和40年の1万円は、令和2年の約2.0万円」とされますので、現代なら(単純計算で)1000万円以上の手取りが島津さんにはあったというわけです。
貴子さんの就職も、そのお給料を島津家の家計に回すものとしてではなく、女性として自分の生き方を模索したいと思ってなされたことだと説明されていますね。主婦が家の外で仕事をするのに、いちいち夫の顔を立てねばならない時代だったのだなぁ、と思われてなりませんが。
――しかし、島津さんは一般人なのに、具体的な所得の数字がスッパ抜かれているのが恐ろしいですね(笑)
堀江 昭和のマスコミの勢いはすごいですね(笑)。当時の島津さんは、すでに日本輸出入銀行の経理課長に出世なさっていらっしゃいました。当初は1年契約だったようですが、現在でも貴子さんはプリンス・ホテルの職員としての籍を残しておられるという情報もあります。
――名実ともに、自由奔放な“末っ子キャラ”でいらしたのですね。華やかな人生を駆け抜けた貴子さん。今年で82歳を迎えられたそうですが、いつまでもお元気で!
最終更新:2021/10/17 09:22