KinKi Kids・堂本光一、SixTONES・田中樹ら『DREAM BOYS』出演者に送った“激励メール”に感動の声集まる
KinKi Kidsの冠ラジオ番組『KinKi Kidsどんなもんヤ!』(文化放送)が9月27日深夜に放送された。この日は堂本光一が登場し、ミュージカル『ナイツ・テイルー騎士物語ー』公演直後の大阪で収録を行っていた。
この日、舞台に立つ後輩に向けて送ったというメッセージを明かした光一。きっかけとなったのは、9月10日に行われた光一とSixTONES・田中樹のインスタグラムのライブ配信についてのメール。そこには「樹くんに舞台初日に渡したメッセージの話をしていましたね。今度樹くんとどんなことをしてみたいですか?」とつづられていた。
光一は田中に送ったメッセージについて、「スタッフにメールを送って、『これ皆さんにお伝えください』って形でやったんですよ」と明かしつつ、「これを自分で読むのはどうかな? と思いますけどね」と恥ずかしがりながら、「『DREAM BOYS』のみんなにこれをお伝えくださいということで送った」という内容を読み上げることに。
『DREAM BOYS』といえば、今年は田中とSexy Zone・菊池風磨が主演、2020年からはジャニー喜多川元社長の後を引き継ぎ、光一が演出を務めるジャニーズの伝統的な舞台で、現在、帝国劇場で公演が行われている。光一は、「大阪で暇しているので、ゲネ(プロ)をZoomで見ました。現場で見られなくて申し訳ない」とメッセージを切り出し、「初日を迎えるにあたり、まずこの状況下で幕を開けることができること、お客様と全スタッフに感謝しましょう。そして、この状況下でこの作品のステージに立つ覚悟をしてくださった(キャストの)鳳蘭さん、紫吹淳さん、アンサンブルのみなさんに敬意と感謝をしましょう」と、各方面に感謝するよう伝えたという。
さらに、演出という立場から、「追い込む稽古ができなかったことは申し訳ないですが、ふとした瞬間に緊張が抜けることがあります。コンサートではそれでいいのですが、演劇としてはその瞬間、お客さんが現実に戻されてしまいます」と、舞台ならではの難しさを指摘。「袖に入るまで、すべてのお客さんが自分を見ていると思ってください。ステージ上で一人ひとり全員が『DREAM BOYS』の世界で生き、お客さんをその世界に誘ってください。おそらくそれがまっとうできたとき、コンサートの数倍、疲労を感じるはずです。その疲労を快感に変えてください」と読み上げた。
そして最後には、「千秋楽までゲネと初日で感じた緊張感を忘れずに、緊張と友だちになれば、緊張が自分を成長させてくれます。一公演一公演が勝負です」と激励したという。
メッセージを読み終えた光一は、「後輩の舞台の演出をしたとき、中には舞台に対して苦手意識を持ってる子もいる」ことがわかったといい、「だけどね、舞台独特の楽しさみたいなのを伝わってくれてたらな、っていうふうに思います」と、『DREAM BOYS』出演の後輩たちに期待を寄せているようだった。
この日の放送にリスナーからは、「光一さんのメッセージ、めちゃくちゃ愛情にあふれてる!」「本当に面倒見がいいなあ。後輩たちもうれしいと思う」「『感謝』という言葉が何度も出てきたところに、光一くんらしさを感じた」といった感動の声が集まっていた。
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