テレ朝社員、“五輪打ち上げ”騒動の次はメルカリで“『ドラえもん』グッズ転売”!? 発覚の背景に“ママ友トラブル”説も
東京五輪と国民的アニメ『ドラえもん』(テレビ朝日系)の“非売品コラボピンバッジ”が、フリマアプリ「メルカリ」に不正出品された顛末について、9月23日発売の「週刊文春」(文藝春秋)が報じている。
出品者は、ピンバッジを製作したテレビ朝日のスポーツ局社員2名の妻で、確認できるだけでも約30万円もの売り上げを稼いでいたという。テレ朝関係者によれば、この事態が発覚した背景には「“ママ友トラブル”の存在があるとささやかれている」とか。
同誌によると、2万8,900円で出品されていたというピンバッジは、限定3,000個の非売品で、海外メディアや選手に配布するために作られたものだそう。世界中で人気のドラえもんのイラストが入っていることから、関係者の間でも評判だったようだ。不正出品に対し同誌の取材を受けたテレ朝社員2名は、それぞれ「知らない」「わからないです」とシラを切っているものの、記者の直撃直後、メルカリの出品アカウントは、商品の出品をすべて取り下げ、アカウント名やアイコンが変更されたという。
「テレ朝もこの転売行為について『大変遺憾です』と認めており、『弁護士を交え、更に事実関係を精査の上、厳正に対処します』と回答を寄せています。週刊誌から取材を受けた際、テレビ局は曖昧な回答をしたり、スルーする場合がありますが、ここまでハッキリと認めているということは、社内でも確実な裏取りができているのでしょう」(スポーツ紙記者)
なお、今回の転売行為が発覚したきっかけは、出品者のアカウント名に「(同僚の飼っている)愛犬の名前が入っていたため」という同局関係者の証言が掲載されている。
「これはアカウント主を“特定”するための有力な材料のひとつですが、本人と直接交流がないと、愛犬の名前までわからないはず。そもそもピンバッチが出品されていることや、その犯人を突き止めたのは、テレ朝社員の妻の“ママ友”だと目されています。テレ朝関係者しか手に入らないはずの非売品グッズが多数出品されているアカウントのため、同局社員を夫に持つ妻たちが怪しいとママ友は疑いの目を向け、アカウント名などから特定したのでしょう。出品した本人に注意するといったワンクッションもなく、いきなり『文春』に情報がリークされたことから、業界関係者の間では、『ママ友間で話がこじれた、もしくは何らかの恨みを買っていたのでは?』ともうわさされています」(同)
メルカリをめぐるトラブルは事欠かないが、通報先が週刊誌、さらには“ママ友トラブル説”まで浮上するという、非常に珍しいケースとなってしまったようだ。
テレ朝といえば、8月8日の五輪閉会式後、緊急事態宣言が発令されている中にもかかわらず、スポーツ局社員やスタッフ10名が深夜から早朝に及ぶ“打ち上げ”を行ったとして、社員6人には謹慎10日間の処分が下っている。何かとお騒がせな同局だけに、社員教育を徹底してほしいところだ。
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